プレミアリーグでまさかの12位に沈むチェルシー。
昨年9月には指揮官トーマス・トゥヘルを解任し、ブライトンから招聘したグレアム・ポッターも今年4月に解任。緊急事態にバトンを託されたのは、クラブのレジェンドであるフランク・ランパードだ。
エヴァートン時代のラスト4試合も含めると、ランパードは現在指揮官として10連敗中
ランパードがチェルシーを指揮するのは2021年1月以来のことだったが、お世辞にも上手くいっているとは言えない。サッカーのリーグ戦では勝ち点40が残留へ1つのラインになると言われるが、現在12位のチェルシーは勝ち点39しか稼いでいない。ランパードに交代してから勝ち点がまったく増えていないのだ。
ランパードは昨年1月より1年間エヴァートンの指揮官を務めており、そこでもギリギリの残留争いに身を投じていた。かなり苦しい指導者生活のスタートであり、当然ながら指揮官としての評価は上がっていない。現役時代は名手と呼べるイングランド最高級MFだったが、指導者の素質があるかは別の話だ。
エヴァートン時代のラスト4試合も含めると、ランパードは現在指揮官として10連敗中だ。
SNS上では「もう解説者にもなれないのでは?誰が彼の話を聞くのか」など、今後のキャリアを心配する声も挙がっている。確かに解説者としての仕事を受けるのも一苦労かもしれない。