
今季限りでドイツ1部フランクフルトを退団する日本代表MF鎌田大地の去就動向が注目されるなか、かつてフランクフルトの強化部長を務めた元ドイツ代表FWフレディ・ボビッチ氏が日本人アタッカーに言及。ポテンシャルを評価するとともに、移籍先の有力候補に挙がるポルトガル1部ベンフィカにマッチする人材との見解を示している。
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元フランクフルト強化部長ボビッチ氏、鎌田のポテンシャルを評価

鎌田は昨季フランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ(EL)に貢献するなど、主力として活躍。今季いっぱいで契約が満了となるなか、クラブとの契約を延長せず退団を決断。来季の移籍先としてドイツ1部ボルシア・ドルトムントやスペイン1部アトレティコ・マドリードなどが浮上していたが、ポルトガルの名門ベンフィカが最有力と見られている。
かつてフランクフルト強化部長時代に鎌田をドイツへ呼び寄せたボビッチ氏は、ポルトガルのスポーツ紙「A Bola」のインタビュー上で日本人アタッカーの去就に言及。J1サガン鳥栖からブンデスリーガへとやって来た2017年当時を振り返り、「彼はまだ若かったが、その技術力と属性は、ジネディーヌ・ジダンを少し彷彿させた」と評価した。
さらに、ドイツ代表として1996の欧州選手権(EURO)制覇を経験しているボビッチ氏は、鎌田が同胞のロジャー・シュミット監督率いるベンフィカにとって理想的な人材だと指摘。「彼はロジャー・シュミットのチームにとって完璧なプロフィールを持つ選手だ」と、ドイツで実績を残したMFを絶賛した。