
勢いあまって2枚目のカードをもらい、退場となった試合でチームは逆転負けを喫した。セルティックの前田大然にとっては不本意な一戦だろう。
セルティックは5月24日、スコットランドリーグ第37節でハイバーニアンに2-4で敗れた。後半、2-1とリードを奪いながら、67分に高い位置でプレスを仕掛けた前田が2度目の警告でレッドカード。数的不利に陥ったチームは、その後に3失点を喫している。
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ハイバーニアン戦で退場となった前田

試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は、退場になった前田を責めることはないと話した。英紙『Daily Mail』によると、指揮官は「(前田は)とにかく全てを出し尽くす選手だ。私が彼を批判することはない。彼の努力はただただ素晴らしい」と述べている。
「彼はほかの選手のように簡単に倒れない。それは彼の功績だ」
ただ、宿敵レンジャーズに0-3で敗れ、セント・ミレンと引き分けたのに続き、セルティックはこれで3試合白星から遠ざかっている。リーグ連覇を果たしているとはいえ、スコティッシュ・カップ決勝に向けて不安なファンもいるだろう。
それでも、ポステコグルーは「我々は今を生きるのが大好きで、まさに今起きていることに基づいて評価するんだよね。それは構わない」と、意に介していないようだ。
「正直、大半は私の責任だ。毎週5、6人を代えているのは私なんだよ。それがチームを傷つけているのは疑いない。だが、私がそれをしているのは理由があるんだ。それがパフォーマンスレベルに影響した」
「だが、退場者が出るまでは、我々は良い状態だったと思う。それを除けば、私の責任であり、責任を負うよ。私が決めたことだ。この3週間はそれがチームの利益にならなかった」
