FWカリム・ベンゼマの退団を受けて、ハリー・ケイン獲得を目指すことになったレアル・マドリー。しかしレヴィ会長との交渉が一筋縄ではいかないことを知る同クラブは、今回も長期戦になることを見据えているようだ。そして、移籍実現に向けて何より重要となるのは、レアル・マドリー加入を希望しているとされるハリー・ケインが取る行動なのかもしれない。
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どちらも練習を欠席
その後、当時のトッテナム監督ビラス=ボアス氏と話し合ったモドリッチは、チームのツアー中にトッテナムの練習場に戻り、個人練習に取り組んだ。8月第2週のインターナショナルウィーク、モドリッチはクロアチア代表の試合に参加したが、レアル・マドリーとトッテナムはいまだ合意せず。そして8月27日、移籍金3000万ユーロ+インセンティブという条件で、両クラブは合意に至っている。
また2013年にマドリーに加わったベイルの場合もしたことは同じ。つまりは、練習の欠席だ。先に現役を引退した元ウェールズ代表MFは、負傷という理由でトッテナムの練習に参加しなくなったが、代表チームの2試合には出場。最終的に9月1日となって、ついにレアル・マドリーと契約を結んでいる。
ベイルは、トッテナムがチャンピオンズリーグに出場できなければ放出を認めるとレヴィ会長から約束され、そのためにレアル・マドリー移籍を希望したとされる。だが同会長はその約束を反故にして、なおかつベイルがこれ以上移籍を求め続けるならば、1年間トッテナムのベンチに座り続けることを示唆したという。結局レヴィ会長はレアル・マドリーに移籍金として1億100万ユーロを支払わせ、売却を了承している。