黄金期の終焉となるEURO2012以来となるタイトル獲得を狙うスペインと、史上初タイトルを狙うクロアチアの対戦。決戦の舞台となるフェイエノールト・スタディオン(オランダ)には約2万5000人のクロアチアサポーター、約6000人のスペインサポーターが集まった。
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スペインが初優勝 クロアチアとのPK戦制す
最初の45分間で、一番惜しいチャンスを迎えたのはスペイン。12分、前線でボールを奪ったガビが、そのまま右足でミドルシュートを放ったが、地を這うボールはわずかに枠の左に外れている。対してクロアチアは31分、さらに39分とペリシッチがヘディングシュートでゴールをうかがったものの、両方ともGKウナイ・シモンにセーブされている。試合はスコアレスのまま折り返した。
後半もどちらもほとんど隙をつくらない手堅い展開は変わらず。スペインは57分、ジョルディ・アルバのクロスにアセンシオが頭で合わせたが、これはクロスバーの上に外れる。一方のクロアチアは62分、こちらはパサリッチがヘディングシュートを打つも、サイドネットを揺らすのみだった。
そして84分、スペインがこの試合最大の決定機を迎える。ペナルティーエリア内、途中出場のミケル・メリーノの横パスを、こちらも途中出場のアンス・ファティが中央で受けて左足でボールを叩いた。が、枠へ向かうボールはゴールラインを割る前にぺリッチに弾かれている。結局、後半も試合は動かず、試合は延長戦に突入した。
延長戦前半、スペインは後半終了間際に投入されたダニ・オルモを中心とした攻めを見せるが、チャンスをつくるまでには至らない。98分にはクロアチアのマイェルがフリーでペナルティーエリア内に侵入したものの、こちらはシュートに負傷したル・ノルマンの代わりに入ったナチョが見事な守備を見せている。延長後半もD・オルモが決定機を逸するなどゴールは生まれず、勝敗はPK戦に委ねられることになった。
PK戦、先行クロアチアはヴラシッチ、ブロゾヴィッチ、モドリッチ、後攻スペインはホセル、ロドリ、ミケル・メリーノと、どちらも1~3本目を成功させる。4本目、クロアチアはマイェルが決め切れず、対してスペインはアセンシオが成功。だが5本目でクロアチアはペリシッチが成功、スペインはラポルトが失敗で決着はつかない。
そして6本目、クロアチアのペトコヴィッチのシュートはU・シモンにセーブされる。対してスペインはカルバハルがパネンカ(チップキック)でネットを揺らして、スペインがUEFAネーションズリーグ初優勝、11年ぶりのタイトル獲得を成し遂げている。
コメント
クロアチアがPKで負けるとは
初めて公式戦ではpkで負けたんじゃね