ミラン加入の正式決定が滞り、一部で破談も報じられている鎌田大地は、新たに複数のセリエAクラブへの移籍が噂されている。そのひとつがインテルだ。
サッスオーロのダビデ・フラッテージ獲得を確実としたインテルだが、フリーの鎌田が魅力的な補強候補であることは変わらない。ロベルト・ガリアルディーニが契約満了で退団し、マルセロ・ブロゾビッチをアル・ナスルに売却したインテルは、安価で手に入るMFを探しているとも言われる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/42c9285b3a8de2f0e6caa5e2f9b5acaaea1bc231
「カマダは戦術的な観点からもインテルにとって理想的」
インテル専門サイト『inter-news.it』は7月5日、「カマダは戦術的な観点からもインテルにとって理想的」と、シモーネ・インザーギ監督率いるチームの中盤に、鎌田は適した人材との見解を示した。
「カマダは素晴らしい戦術的知性に恵まれた典型的なトップ下の選手だ。この特徴で、ファイナルサードよりもずっと幅広く動くことができる。もはや完成されたMFに進化し、インサイドハーフとしてもまずまずやってみせることができる」
さらに、同メディアは「その特殊性からカマダは中盤全般で動くことができる。右足と左足を同じようにとてもうまく使うことができるのだ」と続けている。
「それによってタッチ数を少なく抑えられる。インテルの中盤に加われば、ニコロ・バレッラよりも量の面で若干下回るが、質の面でより多くを補うだろう。ボックスに飛び出す力から、フラッテージの代役にもなる。セットプレーでさらなる解決策にもなり得る」
「あらゆる観点から、インテルの中盤にとてもうまく溶け込むはずだ」