2022年5月にPSGとの契約を2025年夏まで延長したムバッペ。しかし、最後の1年はオプションであることが判明し、実際の契約は2024年夏までの残り1年間となっている。
このままいけば、あと1年でフリーとなるムバッペ。予てから獲得が噂れるレアル・マドリー行きに拍車がかかることになるが、PSGはオプションの1年延長を行使しようと動いた。
しかし、今夏ムバッペは残り1年のオプションを現段階で行使しないことを明言。一方で、新シーズンもPSGでプレーすることも明言しており、今夏の移籍を考えていないと態度を明確にしていた。
ただ、そうなればフリー移籍される可能性が高くなるため、PSGはなんとか現金化を目論み、今夏の売却に動こうとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f69465b54c9a029c133428144e885b1f31abb0a4
来日メンバー外しはクラブの要望を聞き入れないことへの措置
イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、今回の来日メンバー外しはクラブへの忠誠心が問題視されたとのこと。クラブにコミットできる選手が必要だというのがPSGの主張だが、ムバッペは移籍しないと態度を示しており、クラブの要望を聞き入れないことへの措置とも捉えられている。
そのムバッペには、マドリーはもちろんのこと、今夏躍動するサウジアラビアのアル・ヒラルも関心を寄せているとのこと。2026年までの契約で4億ユーロ(約631億円)を提示したとされている。一方で、フランス『RMC Sport』はチェルシーも獲得に興味を持っていると報じている。
ただ、『スカイ・スポーツ』によれば、ムバッペはクラブに対抗する策があるとのこと。PSGに残留した上で、プレーを1年間しない覚悟もあるというものだという。
来年にはユーロ2024が控えているが、ムバッペはシーズンを犠牲にする考えを持っているとのこと。あまり現実的ではない話だが、PSGはプレーしないムバッペに給料を支払い、さらにフリーで退団されるという可能性が待っていることとなる。
ムバッペはフリーで移籍する気はないとしていたが、PSG側がトレーニング再開前に明確な意思表示を求めたが、何の返答もなかったという。そのため、PSGはムバぺがフリーで出ていこうと考えているとし、来日をさせなかったという結末に。ムバッペなしのチーム作りを進めることにしたようだ。