グループステージを3連勝で首位通過したなでしこジャパンの次なる対戦相手は、ノルウェー女子代表。2大会ぶりのベスト8進出が懸かる“重要な一戦”に臨む先発メンバーには、DF熊谷紗希やMF長野風花、宮澤ひなたらが名を連ねた。また、直近のスペイン女子代表戦からは3名を変更。林穂之香に代えて長谷川唯、猶本光に代えて藤野あおば、植木理子に代えて田中美南がスタメン出場を果たした。
【スコア】
日本女子代表 3-1 ノルウェー女子代表
【得点者】
1-0 15分 オウンゴール
1-1 20分 グーロ・レイテン(ノルウェー女子代表)
2-1 50分 清水梨紗(日本女子代表)
3-1 81分 宮澤ひなた(日本女子代表)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1c8a02378387060bb8a4991f4a0ab27068a0bc
なでしこジャパン、2大会ぶりの女子W杯8強進出
しかし、その5分後、ノルウェー女子代表はゴールキックのロングボールから相手陣内右サイド深い位置に侵入をすると、そのままペナルティエリア内にクロスボールを送り、グーロ・レイテンがヘディングで合わせて同点ゴールを奪った。
追いつかれたなでしこジャパンは40分、ペナルティエリアアーク付近でボールを繋ぐと、最終的にボールは清水梨紗のもとへ。清水がペナルティエリア付近からダイレクトでシュートを放ったものの、枠を捉えることはできず。ゴールとはならなかった。その後も、なでしこジャパンはボール保持の時間を増やし、相手陣内に押し込む展開を多く作ったものの、勝ち越しのゴールを奪うことはできず、同点のまま試合を折り返した。
迎えた後半、なでしこジャパンが勝ち越しのゴール奪う。50分、なでしこジャパンが相手陣内左サイドでボールを繋ぎ、そこからペナルティエリア内中央に侵入。一度は相手DFにボールを奪われたものの、素早い切り替えを見せた清水がペナルティエリア内でボールを奪い返し、そのままシュート。ボールはゴール右隅に吸い込まれ、勝ち越しに成功した。
1点を追うノルウェー女子代表は75分、キャロライン・グラハム・ハンセンが右サイドのペナルティエリア付近でボールを持つとペナルティエリア内までドリブルで侵入。すると、相手DFと交錯しボールはカリーナ・セーヴィクのもとへ。そのまま右足を振り抜き、シュートを放ったものの、ボールはゴール左に外れた。
81分、なでしこジャパンが攻勢を強めるノルウェー女子代表の一瞬の隙をつく。自陣深い位置でボールを奪うと、そこからカウンターを発動。宮澤が相手DFラインから抜け出し、スルーパスを受けると、そのままドリブルで持ち運び、相手GKと一対一に。ボールをゴール右隅に流し込み、リードを2点に広げた。そのまま試合は終了し、なでしこジャパンが3-1でノルウェー女子代表を下した。