「おじさん」になったJ1福岡・ウェリントンが名古屋の忘れ物を6年ぶりに回収「心に残ったものを解消できた」

カップ戦

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◆YBCルヴァンカップ準決勝第2戦 名古屋0―1福岡(15日、豊田スタジアム)

決勝点は6年ぶりのチームに復帰したウェリントンだった。前半5分、CKからの混戦を右足で押し込む先制パンチ。「あまり覚えてないけど、最初(の直接蹴り込まれたボール)は触れなくて、その後(混戦で)自分のスペースを確保して足を投げ出した」とフィジカルの強さを最大限に発揮したゴールだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ef1ebcda0002aa8a73ab91525c97bc570567853

「35歳でみんなにはおじさんと言われるけど、お兄さんであることを見せられた」

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2017年、当時J2福岡の大黒柱だったウェリントンはJ1昇格プレーオフ決勝で名古屋と対戦。場所はこの日と同じ豊田スタジアムだった。

ウェリントンがヘッドでネットを揺らしたがオフサイドの判定。0―0の引き分けで、規定により上位の名古屋が昇格した。同年限りで神戸に移籍し、今季、6年ぶりに福岡へ。「2017年に昇格を争った同じ相手、同じスタジアム。忘れ物を取りに来た。チームの歴史を塗り替えることができて心に残ったものを解消できた」

17年に悔し涙を流したピッチで雪辱に成功。試合後は目に涙を浮かべていた。「喜びの涙ですかね。みんな一生懸命プレーして、素晴らしいサポーターの方を決勝に連れていくことができた」と照れ笑いを浮かべた。

今季は途中出場の「切り札」的な起用が多かったが、11日のホームでの第1戦に続いて、この日もフル出場。180分、好守に走り抜いた。「35歳でみんなにはおじさんと言われるけど、お兄さんであることを見せられた」と笑った。

福岡は、11月4日に国立競技場で行なわれる決勝で、クラブ初タイトルを懸けて浦和レッズと相まみえる。

コメント

  1. 名無し より:

    おじさんとお兄さんのニュアンスの差を理解してるの草なんだ

  2. 名無し より:

    結局何もタイトルを獲れずに終了した名古屋。
    特に競争率が高いわけでもなく、一年の総括をしたわけでもないのに
    早々と契約更新してしまう名古屋。
    2024年は立浪監督と長谷川健太監督という期待の持てる中部地方のスポーツ界。
    まだ2023年の10月だというのに来年の楽しみが何一つない名古屋…

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