
バーミンガム(英2部)は11日、先日解任したジョン・ユースタス監督の後任として、ウェイン・ルーニーを新指揮官に招聘したことを発表した。2022年6月にダービー・カウンティの指揮官を辞任して以来の母国復帰となったルーニーだが、就任初日から珍事に襲われた。
現在37歳のルーニーは現役時代、10年以上もプレイしたマンチェスター・ユナイテッドで、2007-08シーズンの欧州制覇を筆頭に5度のリーグ優勝を経験するなど、多くのタイトルをチームにもたらした。また、イングランド代表として120キャップを記録しており、同国の英雄と言っても過言ではなく、誰しもが知る存在だろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd03544c934fb00a7538f041f3bf7e8c4c2d1d1
バーミンガムの指揮官に就任したルーニー
Wayne Rooney. Birmingham City Manager. 🔵 pic.twitter.com/M5zA0drqyo
— Birmingham City FC (@BCFC) October 12, 2023
しかし、英『THE Sun』によると、バーミンガムの指揮官就任初日にクラブを訪れた際、警備員に「Who are you?」と尋ねられたとのこと。本人曰く、自身がルーニーであることを警備員が認知できなかったというのだ。確かに伸びた髭など、現在のルーニーの容姿は、現役時代とはかけ離れたものとなっている。近年は、英メディアがたびたびその変わり果てた風貌を取り上げるほどだ。
また、そのときの状況もよくなかったのかもしれない。ルーニー新監督は帰国したばかりということもあって、時差ボケのせいでまともに睡眠が取れず、日の出前にクラブへやってきたとのこと。早すぎる到着にスタッフたちも驚くほどで、警備員も予想外の時間帯だったのかもしれない。
The Boss takes charge of his first training session! 💪 pic.twitter.com/YNMPrUtuCi
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