ブライトン・三笘薫、アーセナルに敵地で0-2は「惨敗」と反省…「チャンスを作れなかったことが一番の敗因」

三笘薫プレミア

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◇プレミアリーグ第17節 アーセナル2-0ブライトン(17日、英国・ロンドン=エミレーツ・スタジアム)

12月17日、英国では前日に引き続きプレミアリーグの第17節が4試合行われ、日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンはアウェイでアーセナルと対戦。冨安健洋が無事なら『日本人ダービー』となるカードだが、25歳日本代表DFは左足ふくらはぎの負傷で欠場。一方の三笘は現在リーグ2位との大一番も堂々先発。決勝トーナメント・ステージ進出を決めたマルセイユとのヨーロッパリーグ戦から中2日で4-2-3-1の定位置1.5列目左サイドでプレーし、90分フル出場を果たした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f2ae6959a0f18f5b930f477a5737749ffe34b9f7

アーセナル戦でフル出場した三笘薫

前半は0-0で折り返しながら負けたとはいえ、強豪相手のアウェイ戦でスコアは0-2。しかし、三笘は試合後に「惨敗」という強い言葉でこの敗戦を振り返った。試合データを見ると、ポゼッションはブライトンが51%で1%の優勢を保ったが、シュート数は26対5で圧倒的にアーセナル。しかも前半のブライトンは1本もシュートを打たしてもらえなかった。

「惨敗」という言葉を使ったのは、アーセナルが作った「チャンスの多さですね」と三笘。「とりあえず何度も(相手は)シュート決定機ありましたし、入っていれば0-3、0-4ぐらいのスコアでもおかしくなかった」と続けて、この試合に関してはアーセナルとの力の差が点差以上だったことを認めた。

ここまでブライトンが押し込まれた試合は珍しく映るだけに、「僕の位置も全然違いましたけど、それによってちょっと奪った後、誰も前にいないって状態になってしまいました」と、やや守備的なアプローチで臨んだ試合を悔いた。

それでも試合終盤、ブライトンの唯一のチャンスを三笘が作った。後半37分、左サイドから得意の右足アウトサイドでグロスにクロスを送った。このボールに至近距離でドイツ代表MFが左足を合わせたが、このシュートは惜しくも左サイドのポストをかすめ、無情にもゴールを外した。

この決定機が決まっていれば同点。その後をしっかり守って勝ち点『1』を持ち帰るというシナリオもあった。しかし三笘は「僕も決定機があったが、シュートを打ち切れなかったですし。そこまでチャンスを作れない中で、その一つのチャンスに対して(悔やむと)言うっていうよりは、もっともっと自分たちがチャンスを作れないところが要因だと思う」とさばさばと振り返りながら、スタジアムを後にした。

3日前の試合でしびれるような1-0勝利を飾り、初出場の欧州戦となったヨーロッパリーグで見事にトーナメント・ステージ(ベスト16)進出を決めたデ・ゼルビ監督だが、最近のリーグ戦はやや足踏み状態で思うように勝ち点が伸びない。このアーセナル戦についても「三笘だけではなく、ファーガソン、ララーナ、アディングラらにとっても厳しい試合になった」と攻撃陣にボールが渡らなかった試合を振り返ると、三笘に関しては「けがをしてまだ最高のレベルには戻っていない」と指摘しつつ、「しかしカオルはチームにとって不可欠な存在」と続けて、ブライトンの大黒柱となった日本代表MFの2シーズン目に大きな期待をかけていた。

次節、アーセナルは23日にアウェイでリヴァプールと、ブライトンは21日にアウェイでクリスタル・パレスと対戦する。

コメント

  1. 名無し より:

    怪我させたのはデゼルビ定期

  2. 名無し より:

    完全に実力差あったからしゃーない

  3. 名無し より:

    ブライトンが弱体化してるにしろアーセナルの完成度がすごかった。プレミア優勝しそうだしCLも良いとこいきそう

  4. 名無し より:

    はっきり力の差感じた
    ブライトンでどこまでやるかわからんが、できればCL出るチームで見たい

  5. 名無し より:

    完敗中の完敗
    アーセナルのアプローチの速さ恐ろしい

  6. 名無し より:

    怪我人の多さの影響もあるけど選手個々の差が大きすぎた
    ベストメンバーでやっと張り合えるかどうかって感じ

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