
板倉は2023年10月、左足首の俗に「関節ネズミ」と言われる関節内遊離体を除去する手術を行っていた。1月1日のタイ戦終了後、一度クラブに帰って状態をチェック。そのため日本代表の合流が遅れていたのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2f94c0a523c7f808366085f73eba94b5f326738
元日のタイ戦後にドイツに一度戻り、7日夜にカタールへ

板倉はそう言うと、一度チーム離脱することを承認した日本代表チームへの感謝を口にした。
アジアカップが開催されるカタールに降り立ち、「ワールドカップ(W杯)もカタールでやったということで、空港に着いた時に『帰ってきたな』という感覚はありました。またここで、しっかり結果を残す準備をしていきたいなと思います」と気分を一新し、大会優勝に向けて燃えている。
「もう本当に優勝しかないし、またさらにここで日本代表という価値を示せればな、と。全勝で優勝しかないかなと思っています」
第2次森保ジャパンはここまでミャンマー、シリア、タイとアジアのチーム相手にすべて5-0で下している。この調子でアジアカップの7試合を35得点無失点というのが最も理想の形になるだろう。
だが、板倉は「そんな形で行けたらもちろんいいのですけど、間違いなくそうはいかないと思います。前回大会を見ても相当厳しい戦いをしていたと思うので、本当に気が抜けないなと。1試合目の入りから気を引き締めてやらないと、足元をすくわれるかなと思います」と気を引き締めた。
ところで、冬の移籍期間にあたるこの時期に一度ドイツに戻ったのは移籍があるからではないか。
そう聞かれた板倉は笑いながら「全然嘘です」と全否定。「そういう話も出ていますけれど、全然ないですし、まずはアジアカップがあるので、しっかり自分のできることをチームのためということを、変わらずやりたいなと思います」と続けていた。
