日本のプレミア実力者2人の活躍に英注目「代表の突破をまったく喜んでいないかも」

遠藤航冨安健洋

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森保一監督の率いる日本代表は、アジアカップ・グループリーグを2勝1敗の成績でD組2位通過を決めた。選手たちもSNSで喜びを露わにするなか、高パフォーマンスで日本の守備を支えたDF冨安健洋(アーセナル)の投稿に英メディアが注目している。

1月14日の初陣でベトナムを4-2で破った日本。しかし19日の第2節のイラク戦では1-2とまさかの敗戦を喫し、グループ突破は最終節に委ねられた。迎えた24日のインドネシア戦では、不安が露呈していた守備面を冨安の絶妙なラインコントロール、声掛けで修正。見事3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を手繰り寄せた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/29f326c0e06420df90a5d170c05817e3c1f1fbd6

アジア杯グループ突破に大きく貢献した日本の遠藤&冨安に言及

そんな冨安は試合後、グループ突破を祝して自身の公式インスタグラムを更新。「次のステージへ! ひとつずつ勝っていこう! 応援ありがとうございました!!」と投稿すると、MF遠藤航(リバプール)やMF守田英正(スポルティング)、DF菅原由勢(AZアルクマール)ら代表同僚も反応。このやり取りにフォーカスを当てたのが英メディア「TBR Football」だ。

同メディアは「30歳のリバプール選手、2000万ポンド(約37億5000万円)のアーセナル・スターに拍手」と紹介。またプレミアリーグで実力を証明してきた遠藤、冨安についても以下の評価を与えている。

「リバプールMFアレクシス・マック・アリスターは、ボーンマス戦で素晴らしいプレーを見せた。しかし、遠藤はここ数週間で多くの人が間違っていることを証明。そして彼は本来、アンカーの役割にふさわしい」

「一方、冨安はミケル・アルテタにとって重要な選手である。2000万ポンドで獲得した冨安は、バックラインのどこでもプレーできる。オレクサンドル・ジンチェンコがフォームを崩し苦しんでいる今、それは特に重要である」

こうした2人の実力を踏まえたうえで「アーセナルとリバプールは、日本代表の突破をまったく喜んでいないかもしれない。もちろん、選手たちにとっては喜ばしいことだろう。自分勝手なことに、チームは一刻も早く彼らを戻したいと願っていることだろう」と締めくくった。

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日本対バーレーンの決勝トーナメント1回戦は、1月31日(水)日本時間20時30分キックオフ。試合の模様はDAZNで独占生配信される。
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