イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、2025年6月までの契約延長が近いと報じられている。英紙「デイリー・ミラー」は、冨安へ絶大な信頼を置くミケル・アルテタ監督の称賛コメントを伝えている。
冨安は2021年にイタリア1部ボローニャからアーセナルにやってきた。最終ラインを幅広くカバーする万能性と安定感抜群の守備力で評価を確立し、出場機会を手にしてきた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae796bd4bf29496aa0ef41a5569bfcdd51c8bd59
契約延長間近とされている冨安健洋
今季は主に左サイドバック(SB)として起用されながら、必要とあれば右サイドやセンターバックとしてもプレー。また、試合の流れの中では中盤のセンターに上がって“偽サイドバック”としての役割もこなしている。怪我による離脱は決して少なくないが、チームに欠かせない存在となっている。
そんな冨安は契約延長についてクラブと合意していると報じられ、数日中に正式決定すると見られている。
英紙「デイリー・ミラー」は「ミケル・アルテタは冨安健洋への契約延長オファーを選択した」とレポート。そのうえで、「アルテタが冨安を公の場で称賛することをためらったことはない。アーセナルのボスは昨年9月、シーズンが始まったばかりにもかかわらず、元ボローニャの名手をクラブ最高のDFだと主張していた」と、冨安について語ったアルテタ監督の過去のコメントにスポットライトを当てていた。
「いつも言っているが、トミが一貫性を手にした時、彼は我々にとってとてつもない戦力になると確信している。そして、彼はすでにそうなっている。彼はバックラインのどんなポジションでも、どんなフォーメーションでもプレーできる。彼のような選手はほかにはいない。
守備に関して、彼はおそらく最高のDFの1人だ。彼のコンセプト、プレーの原則やその取り組み方、デュエル……。今はフィジカル的に最高の状態を取り戻すために、試合数をこなす必要がある。もしフィジカルの状態が万全であれば、我々にとって非常に重要な選手になるだろう」