前節はニースとの上位対決を3-2で制し、リーグ戦4試合ぶりの白星を手にしたモナコ。連勝を目指す今節はホームに16位トゥールーズを迎えての一戦。ニース戦でアシストを記録し勝利に貢献した日本代表FW南野拓実は右ウイング(WG)として2試合連続のスタメン出場を果たした。モナコはその他、デニス・ザカリアやフォラリン・バログンら主力が先発に名を連ねている。
【スコア】
モナコ 1-2 トゥールーズ
【得点者】
0-1 41分 ヴァンサン・シエロ(トゥールーズ)
1-1 48分 マグネス・アクリウシェ(モナコ)
1-2 70分 ローガン・コスタ(トゥールーズ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/97c88153c420369f86db2893d85d4b3f44671201
モナコは一時同点に追い付くもトゥールーズに惜敗
モナコはその後もボール保持率を高めつつ、幾度となく敵陣ゴールに迫っていく。南野も前線で幅広く動き回りながら起点を作るが、チームは最終局面でのプレー精度を欠き、なかなか決定的なチャンスを作ることができない。迎えた41分、敵陣中央でFKを獲得したトゥールーズはヴァンサン・シエロが意表を突いて直接ゴールを狙う。クロスを警戒していたGKフィリップ・ケーンが懸命に手を伸ばすも届かず、アウェイチームが先手を取った。
1点ビハインドで後半を迎えたモナコは48分、敵陣ボックス手前中央でボールを受けたユスフ・フォファナがワンタッチで前方へ展開すると、これに反応したのはマグネス・アクリウシェ。ゴール前の混戦から最後は左足でネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。その直後にはバログンが南野とのパス交換からフィニッシュに持ち込むも、惜しくも勝ち越し点ならず。56分には南野が絡んだ攻撃からティロ・ケーラーがシュートを放つも枠の右へ外れた。
対するトゥールーズは60分にクリスチャン・ワリッサ・エレビが強烈なミドルシュートを放つも惜しくもポスト直撃。68分にはバログンの決定機を凌ぎ切ると、その2分後にはシエロの右CKにゴール前中央のローガン・コスタが右足で合わせ再びリードを奪った。その後のモナコは同点ゴールを目指して攻勢を強めるも、精度を欠いたプレーが目立ちゴールネットを揺らせぬまま時計の針が進んでいく。
90+5分には南野がドリブル突破からフィニッシュまで持ち込むも、DFのブロックに阻まれゴールならず。試合はこのまま1-2で終了し、モナコは連勝を逃した。