セルティックDF小林友希は移籍の可能性があったものの、取引は土壇場でまとまらなかったようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が独占で伝えた。
2023年冬にヴィッセル神戸からセルティックに加入した小林。昨季はアンジ・ポステコグルー前監督の下で公式戦7試合に出場し、国内三冠達成を経験していた。しかしブレンダン・ロジャーズ監督が就任した今季は厳しい戦いが続いており、負傷で出遅れたこともあってチャンピオンズリーグでも登録メンバー外に。ここまで公式戦1試合でベンチ入りしたのみで、ファーストチームでプレー時間を得られていない。
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セルティックで難しい時間続く小林
『フットボール・インサイダー』によると、そんな小林に対してフィンランドのHJKヘルシンキが関心を示していたという。同国の移籍市場は4月まで開いており、田中亜土夢も所属する名門は日本人DFの獲得に動き、順調に交渉を進めていたようだ。
セルティックもプレー時間を得られない小林が新天地を求めることにゴーサインを出しており、選手自身もヘルシンキとの話し合いのためにフィンランドに向けて出発。しかし、最終的にこの取引は成立せず。選手はスコットランドへの帰還を余儀なくされ、再びセルティックのチームメイトとともにトレーニングに励んでいると伝えられている。