【なでしこ】第1戦開催地がようやく決定へ、サウジアラビアのジッダ 開始時間は未定のまま

なでしこ

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未定となっていた女子サッカーのパリオリンピック(五輪)・アジア最終予選の北朝鮮戦第1戦(24日)の開催地は、サウジアラビアのジッダで開催方向へ準備に入った。

日本サッカー協会(JFA)佐々木則夫女子委員長が20日午前、報道対応し、明かした。

佐々木氏は「昨日、午前中に中立国という中で中国(での開催)案はなくなりました。あわせて、JFAとしては、AFC(アジアサッカー連盟)がDPRコリア(北朝鮮)さんと調整しているのを、粛々と待っている中で、AFCからジッダで開催する方向で準備を進めている情報が入りました。その旨の準備をしてくださいと指示があった。昨夜、ビザの関係も滞りなく終わった」と説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec2508d106fdc01175eb4d3587b78f9bb23fc191

パリ五輪アジア最終予選の北朝鮮戦開催地について説明する日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長

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飛行機の手配なども終え「夜に2便に分かれて入る。経由は違うが、誤差はないと思う」と言い、現地入りの手配も終えた。

一方で試合日程に変更はないが、キックオフ時間は未定のまま。「午後であることは間違いないが、夕方なのか。涼しい時間を要望したい」とも話した。

ホームアンドアウェー方式で行われる最終予選で、2試合合計の勝者が五輪出場権を得る。当初は第1戦が敵地の平壌開催で決まっていたが、8日のメンバー発表時に、試合の運営面などの問題から、AFCが北朝鮮に中立国での開催を提案していることが明らかになった。AFCが北朝鮮に対してサウジ開催案を提示したが、1度拒否したという。北朝鮮としては、中国開催を希望していたが、それもなくなったため、AFCがサウジ開催案を再び出して、準備をするようにJFAに伝えた。

佐々木氏は「昨日(19日)の午前中からAFCから正式なレターがきていないのが若干の不安」としながらも、AFCの指示に従い、迅速に対応したという。

開催地がなかなか決まらず、試合日まで1週間を切っても未確定のままという異常事態に陥っていたが、やっと方向性が定まった。

第2戦は28日に国立で対戦する。

◆過去のサッカー日本代表の北朝鮮戦の中立国開催 05年6月8日、ジーコ監督率いる男子日本代表は中立地のタイ・バンコクで行われたアジア最終予選の北朝鮮戦で勝利し、ドイツW杯出場権を獲得した。無観客試合だった。

ドイツで開催されるコンフェデ杯の初戦メキシコ戦が同16日に迫っていたため、8日夜の北朝鮮戦終了後にバンコクを出発し9日早朝に帰国。11日に北朝鮮戦とほぼ同じメンバーでドイツへ出発する過密日程を強いられた。

この際の第三国開催の理由も北朝鮮協会の運営面が原因だった。同3月25、30日のW杯アジア最終予選のホーム2連戦、バーレーン、イラン両戦での北朝鮮協会の運営不手際を問題視し、FIFAが次戦のホーム日本戦を無観客および第三国開催とした。ただ、この時は試合開催の約1カ月前に日本、北朝鮮両協会に通達された。

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4日前にしてようやく方向性が定まった。第2戦は28日に国立競技場で開催される。

コメント

  1. 名無し より:

    ジッダと言えば花岡じった

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