FIFAは今回の発表で「この試合は開催せず、日程変更もしないことを決定した」と明言。「DPRK(北朝鮮)サッカー協会によって確証された代替開催地はなく、この試合を延期するためのカレンダーの空きもないため」と理由を説明している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d181eb16fd114409e0864622ca5a77c8d949a67a
「開催も日程変更もしない」北朝鮮に処分検討へ
FIFAが森保J北朝鮮戦に異例の公式発表「開催も日程変更もしない」北朝鮮に処分検討へhttps://t.co/cBED6pzG26#ゲキサカ #daihyo #日本代表 #サッカー日本代表 #AsianQualifiers #WCQ
— ゲキサカ (@gekisaka) March 24, 2024
AFCは北朝鮮側に対し、21日午後までに代替開催地を提案することを求めたが、会場の確保が難航。同日夜には国立競技場での日本対北朝鮮戦が行われており、スタジアムでは北朝鮮協会から日本サッカー協会(JFA)に対し、日本開催の可能性を探る打診もあったが、国交のない北朝鮮選手団の滞在許可を延長するのは難しく、試合開催のためには延期するしかない状況となっていた。
もっとも国際Aマッチウィークは現在、空きがない状況。日本は次回6月の活動はW杯2次予選のミャンマー戦とシリア戦で埋まっており、それ以降も9月から来年6月までは全てW杯最終予選が組まれている。そのためJFAの田嶋会長も23日時点で「もう試合日程を組むことができない。6月2試合にあるのが決まっており、その前にもう1試合やることはできない」と述べ、延期日程を組むのは不可能だという見通しを示していた。
AFCは22日、この問題をW杯予選を統括するFIFAに付託しており、今回の決定はFIFAのW杯事務局が下したもの。またFIFAは今回の問題と試合結果に関し、規律委員会に付託することをあわせて発表した。規律委員会では北朝鮮側の責任が問われるとみられ、没収試合の処分で日本の3-0勝利となることが濃厚となった。その場合、日本は6月の2試合を残して2次予選突破が決まる。