現在の状況が続くなら、終盤に去就を巡る話題が騒がれることは想像に難くない。
ラツィオの鎌田大地は出場機会の減少が取りざたされている。マウリツィオ・サッリ監督はたびたび日本代表MFに賛辞を寄せているが、ピッチに立つ時間が減っていることは確かだ。
セリエA開幕から4試合連続でスタメンに名を連ねた鎌田だが、以降はベンチスタートが続いている。チャンピオンズリーグではグループステージ第3節で出場機会がなく、第4節で約1か月ぶりに先発出場を果たしたものの、53分と早い時間帯に交代を命じられた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e11b75ffa55e6c550d37ec8279b4fa93bae146a4
出場試合数や得点数は“契約延長”の条件になっていない
近年のラツィオを代表してきたセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが去り、最初にクラブが獲得したMFだけに期待は大きかった。だが、見に見えやすい結果は王者ナポリを相手に決勝点をあげた1ゴールにとどまっている。
当然、鎌田の起用法に関しては様々な声が上がっている。そんな中、イタリアのウェブサイト『TUTTOmercatoWEB』が11月10日に報じた鎌田とラツィオの契約内容は興味深い。
鎌田とラツィオの契約が1年で、選手とクラブが延長オプションを行使できるとの報道はこれまでもあった。ただ、TUTTOmercatoWEBによると、4年契約の2年目からの3年分を有効にするか、1年目の今季終了後に話し合うことになっているという。
同メディアによれば、出場試合数や得点数は“契約延長”の条件になっていないという。あくまで、クラブと選手の双方がお互いに満足し、関係続行を望むかで2年目以降が決まるとのことだ。
だが、現在のように満足に出場機会を得られない状態なら、少なくとも鎌田が新たな道を模索することは十分に考えられる。その場合、2年続けて夏のフリー移籍となるかたちだ。
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ミズノ「ん、じゃバイバイ」