「レバンドフスキ離脱は何ら害を及ぼさなかった」新生バイエルンが公式戦4試合で20得点の新記録樹立!「さらに強くなった」の声も

ブンデス

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今夏、バイエルンからバルセロナに移籍したロベルト・レバンドフスキが、公式戦2戦目となったラ・リーガ第2節のレアル・ソシエダ戦で待望の移籍後初ゴールをゲット。開始1分の電撃弾だけでなく、68分に2点目を挙げてみせる点が、稀代のストライカーらしいところだ。

そして、この試合が行なわれた8月21日は、彼の34回目の誕生日であり、数多く寄せられた祝福の中には、昨季まで8シーズンを過ごしたバイエルンからのものもあった。ドイツの名門クラブはSNSで、「レヴィ、誕生日おめでとう!」と投稿している。

所属したシーズンのほとんどで公式戦40点以上を挙げ、国内外のほとんどのタイトル獲得に貢献したポーランド代表に対して敬意を表するのは当然とも言えるが、この両者は今夏、レバンドフスキ側が強硬に移籍を訴え、バイエルン側は契約を楯に頑なにこれを拒否したことで対立状態となった経緯があり、このバイエルンの投稿に対しても、同クラブのサポーターの反応は冷ややか、かつ皮肉めいたものが少なくなかった。

それでも、かつての功労者に対して「大人の対応」を示したバイエルン。すでに、新シーズンに突入している彼らにとっては、ブンデスリーガのあらゆる得点記録を更新した偉大なストライカーも過去の存在となっているようだ。というのも、今季のバイエルンは彼の離脱が全く気にならないほどの爆発的な得点力を誇っているからだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de3e597c865f8a506237a2885345fdc43acb0f9b

早くも新天地にフィットした感のあるマネ。バイエルンが開幕スタートダッシュに成功している

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今季、ここまで公式戦4戦を消化し、ドイツ・スーパーカップではRBライプツィヒに5-3、ブンデスリーガでは開幕戦でヨーロッパリーグ王者のフランクフルトに6-1の大勝を飾ると、ヴォルフスブルクには2-0、そしてボーフムを相手に大量7点(スコアは7-0)を叩き込んだ。4試合で合計20得点は、凄まじいと言うしかない。ボーフムのトーマス・ライス監督は試合後、「凄いチームだ」と、敵チームを称賛するばかりだった。

ブンデスリーガ公式サイトによれば、リーグでの開幕3試合の得点数15は、シュツットガルトが1984-85シーズンに記録した14ゴールを抜いて歴代最多の数字であり、3連勝(勝点9)で得失点差+14もやはり、リーガ史上最高の記録であるということで、まさに「記録的なシーズン開幕」(同メディア)となった。

毎シーズン40点を生み出していたゴールマシンが離脱した後のチームの、予想外の姿とも言えるが、一方でバイエルンにレバンドフスキのような長身CFを置いてのサッカーはユリアン・ナーゲルスマン監督のスタイルには合わないとの指摘は以前からあり、この決して驚くべきものではないという見方も少なくはない。

では、バイエルンがいかにしてレバンドフスキの穴を埋め、さらにおまけがつく状態を生み出したかが気になるところだが、リーガ公式サイトがまず挙げたのは、リバプールから加入した新FWサディオ・マネが早々に機能していること。彼はフランクフルト戦で1点、ボーフム戦で2点を挙げており、また彼はレバンドフスキが務めていたPKキッカーの役割も引き継ぎ、ボーフム戦ではしっかり役割を果たしている。

また、他の攻撃選手も「最高の状態にある」と同メディアは称賛。「ジャマル・ムシアラ、セルジュ・ニャブリ、トーマス・ミュラーは最初の2試合で輝きを放ち、全員がゴールを決めた。キングスレー・コマンも出場停止処分明けのボーフム戦、最高のパフォーマンスを披露してオウンゴールを誘発。そして、スタメンに名を連ねたリロイ・ザネも素晴らしい先制ゴールを決めた」と各選手を評し、ナーゲルスマン監督の「この試合の後では、来週、誰をプレーさせるかを決めるのは簡単ではない」という充実のコメントを紹介した。

「チームとして印象的なパフォーマンス」を発揮しているチームの充実ぶりを、同メディアは「レバンドフスキ退場以降、さらに強くなった」「彼の離脱は、ドイツ王者に何ら害を及ぼさなかった」と、昨季までの絶対的点取り屋の存在を引き合いに出して強調しているが、次節(8月27日)に早くも迎える、ボルシアMGとの首位攻防戦が、よりバイエルンの強さを引き立てることになるのか。絶対王者の新たな歴史の創成から目が離せない。

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バイエルン対ボルシアMGは27日25:30より試合開始予定。

コメント

  1. 名無し より:

    まさに1強

  2. 名無し より:

    レバンドフスキに対するイヤミ全開の記事だな

  3. 名無し より:

    実際前線が流動的になって強いし

  4. 名無し より:

    完全に蓋になってたからなレヴァンドフスキ

  5. 名無し より:

    末期のバルサメッシみたいに、どんな歪みがあっても中心にせざるを得なかったからね
    ナーゲルスマンは今期解任かなと思ってたけど、仲悪かったレヴァ放出できたから長期政権になりそうだ

  6. 名無し より:

    選手も監督も入れ替わりを重ねてチームの世代交代や新陳代謝ができていて、強さを維持できているんだから、驚異だよ

  7. 名無し より:

    これで11連覇か
    おめでとう

  8. 名無し より:

    スタメン争いでチームがびりびりしてるからそりゃ強いわ

  9. 名無し より:

    記事になってたナーゲルスマンがレヴァンドフスキを不要だと思ってるって噂は本当だったのかもな
    34歳ロートルを高額で売れてチーム力はさらにアップしたんだから最高の結果だな

  10. 名無し より:

    しかしミュラー衰えんな

  11. 名無し より:

    マネにしてみれば己のチームが1強のこのブンデスじゃぬるすぎるだろ。
    次節対するボルシアMGは昨シーズンバイエルンに勝ち越してるから期待してる
    まぁ別チームになってるけどなw今のバイエルンは攻撃の摘みどころが無いw

  12. 名無し より:

    地蔵一歩手前みたいな省エネっぷりだったからそらそうよ

  13. 名無し より:

    レヴァンドフスキが最高のCFであるのは変わりないけどね
    代わりにマネが取れたのは大きい
    これがザークツィーやチュポ・モティングではこうはなってないだろう

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