カタール歴史的黒星、開催国の初戦不敗神話が止まる…22回のW杯の歴史において初の出来事 | footcalcio

カタール歴史的黒星、開催国の初戦不敗神話が止まる…22回のW杯の歴史において初の出来事

ワールドカップ

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◇20日 サッカーW杯カタール大会 1次リーグA組 カタール0―2エクアドル(アル・ホール)

注目の開幕戦に、開催国枠で初出場のカタールが登場したが、勝ち点の獲得はならなかった。開催国が開幕戦を含む初戦で敗れるのは、22回を数えるW杯の歴史において初めて。

カタールは初優勝した19年アジア杯でMVPと得点王を獲得したアリらが先発した。一方、2大会ぶりの出場となるエクアドルは8年前のブラジル大会で2得点したバレンシアらがスタメンに名を連ねた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/07750f3852d9af8e851788fd56df955c8d53e032

エクアドルがカタールに快勝

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試合は前半16分に早くも動いた。今大会初ゴールを記録したのはエクアドルのエース、バレンシア。自らが倒されて得たPKを右足で冷静に蹴り込んだ。頼れるベテランはさらに同31分、ヘッドで2点目をたたき込んだ。貫禄の2発。ホストチームを鮮やかに出し抜いたエースは歓喜の雄たけびを上げた。

カタールはW杯初陣の硬さからか、思うようなプレーがなかなかできなかった。前半終了間際にアリがビッグチャンスを迎えたが、フリーで放ったヘディングシュートはゴールの左にそれた。開催国が史上初めて第1戦を落とすという不名誉な記録をつくってしまった現アジア王者。前途多難な船出となった。

今大会は中東では史上初で、アジアでは2002年日韓大会以来の開催となる。
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