カタール・ワールドカップ(W杯)でドイツやスペインを破る快進撃を見せた日本代表について、イタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』が特集を組んだ。
W杯優勝経験国のドイツやスペインと同居する“死の組”において、ヨーロッパの強豪を相次いで撃破し、首位突破を決めるサプライズを巻き起こした日本。そんなサムライブルーについて、カルチョの国では「W杯は何を残したのか…マーケットに並ぶ日本代表選手たちは誰?」との見出しで特集が組まれた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c5034e1a2a8de54360ec26f91efda532bdde527
「以前から巨万の評価を受ける選手たちが数人いたが、W杯後はさらに市場価値が高まった」
「日本はかねてよりリスペクトを受けてきたチームだが、今回のW杯では、ドイツやスペインを倒し、スペインをも順位で上回り、期待をはるかに超えてみせた」と指摘。「ベスト16では準決勝へ進出したクロアチアに敗れたがPK戦の結果であり、明らかな成長を見せている証拠」だと評価した。
また、森保一監督のチームについて、「以前から巨万の評価を受ける選手たちが数人いたが、W杯後はさらに市場価値が高まった」と紹介。まずは「最も評価額の高く、3000万ユーロ(約42億円)を超える評価」の鎌田大地に言及すると、「(来年)6月で契約切れとなるが更新せず、ドルトムントやトッテナムがフリーでの獲得を狙う、マーケットの注目株」であることを紹介した。
また、2021年夏にボローニャからアーセナルへ移籍した冨安健洋について、「評価額は2000万ユーロ(約28億円)を超える」とし、「高い信頼性を持つDF」と紹介。さらにフライブルクの堂安律や「レアル・ソシエダで主役を演じる」久保建英については「アジアサッカー最高峰の有望株」として期待を寄せた。
続いてボルシアMGの板倉滉に言及。「サッカーの国際舞台にふさわしい実力を示した」とW杯でのパフォーマンスを評価した。そして南野拓実にも触れ、「その国際舞台をよく知る南野は(ユルゲン)クロップ率いるリヴァプールでの経験を経てモナコでプレーしている」と今年8月の移籍を振り返っている。