
昨夏にベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでのレンタル期間を経て、ブライトンに舞い戻った三笘は、実質1年目となったイングランドで躍動を続けている。とりわけカタール・ワールドカップによる中断が開けた後の活躍は圧巻の一語。公式戦5試合すべてに出場して2ゴール・1アシストをマーク。スタメン起用される機会は増え続けている。
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実質1年目のプレミアリーグで、目に見える結果を残し、存在感を放っている三笘

しかし、いまや三笘はレギュラーの座を確立しつつあり、快進撃を見せるブライトンになくてはならない存在となっている。
そんな25歳のサムライは、指揮官をも驚かせている。今季開幕後にチェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッター監督の後任として招聘されたイタリア人のロベルト・デ・ゼルビは、スペインに拠点を置くスポーツ・メディア『VAVEL』で「ペルビス(・エストゥピニャン)は非常にいいプレーを見せているが、ポゼッションと守備に関してはまだ成長の余地がある。彼はナイスガイで、自分を改善し、学んで進歩していきたいと考えている」と前置きし、こう続けた。
「ぺルビスはミトマと一緒に素晴らしい試合をして、多くのゴールを決めている。私にとってはミトマの方がここまでプレーできるとは思っていなかった。彼は本当に素晴らしい選手だ」
このイタリアでも指折りの戦術家として知られるデ・ゼルビのコメントを紹介した『VAVEL』は三笘を「センセーショナルなドリブル能力を持っている」とし、ブライトンおける重要性を説いている。
「ここ数年、ブライトンに欠けていたのは、スピードとダイレクトネスという脅威であり、ミトマはそれを見事に体現している。この日本人は、プレミアリーグに驚くほど早く適応し、ブライトンのなかで間違いなく最も危険な存在であることを証明した」