三笘薫は「最も危険な存在」に。イタリアの智将も「ここまでできるとは思ってなかった」と舌を巻く25歳への期待感 | footcalcio

三笘薫は「最も危険な存在」に。イタリアの智将も「ここまでできるとは思ってなかった」と舌を巻く25歳への期待感

三笘薫

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“サッカーの母国”で躍動を続けるサムライがいる。プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫だ。

昨夏にベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでのレンタル期間を経て、ブライトンに舞い戻った三笘は、実質1年目となったイングランドで躍動を続けている。とりわけカタール・ワールドカップによる中断が開けた後の活躍は圧巻の一語。公式戦5試合すべてに出場して2ゴール・1アシストをマーク。スタメン起用される機会は増え続けている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a03ed735a8d0864e025450cbd4d24d9114e03dd1

実質1年目のプレミアリーグで、目に見える結果を残し、存在感を放っている三笘

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開幕前の期待値は決して高くはなかった。現地メディアの大半は日本人アタッカーを、ベルギー代表MFレアンドロ・トロサール、そしてエクアドル代表MFぺルビス・エストゥピニャンよりも「序列は下だ」と見ていた。

しかし、いまや三笘はレギュラーの座を確立しつつあり、快進撃を見せるブライトンになくてはならない存在となっている。

そんな25歳のサムライは、指揮官をも驚かせている。今季開幕後にチェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッター監督の後任として招聘されたイタリア人のロベルト・デ・ゼルビは、スペインに拠点を置くスポーツ・メディア『VAVEL』で「ペルビス(・エストゥピニャン)は非常にいいプレーを見せているが、ポゼッションと守備に関してはまだ成長の余地がある。彼はナイスガイで、自分を改善し、学んで進歩していきたいと考えている」と前置きし、こう続けた。

「ぺルビスはミトマと一緒に素晴らしい試合をして、多くのゴールを決めている。私にとってはミトマの方がここまでプレーできるとは思っていなかった。彼は本当に素晴らしい選手だ」

このイタリアでも指折りの戦術家として知られるデ・ゼルビのコメントを紹介した『VAVEL』は三笘を「センセーショナルなドリブル能力を持っている」とし、ブライトンおける重要性を説いている。

「ここ数年、ブライトンに欠けていたのは、スピードとダイレクトネスという脅威であり、ミトマはそれを見事に体現している。この日本人は、プレミアリーグに驚くほど早く適応し、ブライトンのなかで間違いなく最も危険な存在であることを証明した」

日進月歩で飛躍を遂げてきた三笘。多士済々のプレミアリーグでも稀有な存在感を示す日本代表MFへの期待感は高まるばかりだ。
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