元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、2月17日に自身のYouTubeチャンネルを更新。川崎フロンターレと横浜F・マリノスについて語った。
2023年シーズンで30周年を迎えたJリーグについて、闘莉王氏は盛り上がりが足りないと懸念を示す。対策に「賞金300億円」などをぶち上げて、「何か盛り上げてほしい」と願う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/885fb3a26bedb6fa5deea912ac26b7b13ee06bbb
「何か盛り上げてほしい」と願う闘莉王がJリーグ30周年にぶち上げた対策とは?
また、J1の開幕戦が川崎対横浜の“新旧王者対決”だった点を「すごく嬉しい」としつつ、「ちょっと物足りない」と素直な感想を述べた。川崎は谷口彰悟、横浜は岩田智輝や仲川輝人といった主軸が移籍したため、「やっぱり出ていったら、ちゃんと補強しないといけない」と主張する。
ここ数年の、三笘薫や守田英正、田中碧、旗手怜央の“流出”を考慮してか、「川崎がちょっと落ちているポイント。横浜もそうなると、新しいチームが優勝争いに絡んでくる」と予測する。
闘莉王氏は、現役時代に浦和レッズと名古屋グランパスでJ1優勝を果たした一方、その後に苦戦した経験も持つ。選手の流出と補強の不足が原因だったという。そのため、17年以降はJ1優勝を分かち合っている川崎と横浜の未来を、こう案じる。
「いくら川崎であろうと、横浜であろうと、ずっと優勝争いしてきているチームでも、谷口、岩田、仲川レベルの選手が出ていったら、同じくらいとは言わないが、それくらい将来性のある選手を連れてこないと、戦力として落ちる。優勝争いから遠ざかっていく」