
イングランド1部チェルシーは現地時間2月18日、プレミアリーグ第18節でサウサンプトンと対戦し0-1で敗れた。大型補強の成果が表れず状況が好転しないなか、試合前のウォーミングアップへ向かう選手たちの姿に「試合前から負けている」などとファンの間で話題になっている。
サウサンプトン戦で今季8敗目を喫するなど、低迷が続くチェルシー。この試合では今冬に加入したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスやポルトガル代表FWジョアン・フェリックスら期待の新戦力が出場するも、前半アディショナルタイム1分での失点に泣き勝ち点を「31」から伸ばせない結果に終わった。シーズンは佳境へ向かおうとしているだけに、いち早く浮上のきっかけを掴み順位を1つでも上げたいところだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bc6758a8ca8a50986440fb4baa2362fdfa90fc1
サウサンプトン戦前に投稿された動画を見てファンは早くも不安に
Let’s get down to business! 💼#CheSou pic.twitter.com/LkW90BkuhV
— Chelsea FC (@ChelseaFC) February 18, 2023
そんなチェルシーのチーム状態が気になってしまう1本の動画に、大きな注目が集まっている。その動画とは、クラブ公式ツイッターがサウサンプトン戦前に投稿したもの。「さあ仕事に取り掛かろう!」とメッセージが添えられた動画に映っているのは、ウォーミングアップへ向かうチェルシーの選手たちの姿だが、気になるのはそこはかとなく伝わる“淀んだ”空気だ。
先頭に立つキャプテンのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが手を叩きチームメイトを鼓舞する様子で本拠地のピッチへと駆け出したものの、勢い良く続いたのはわずか数人。そのほかの大多数の選手たちはどこかうつむきがちで、足取り重そうにピッチへ向かっている。
この動画は、公開されると再生回数が146万回を超えるなど大きな話題になった。コメント欄にはファンから「試合前から負けている」「恥ずかしい」「熱意やエネルギー、決意が欠けた様子をファンに見せるなんて不愉快だ」といった厳しい声が。また、日本のファンからも「地獄の空気感」「お通夜」などの反応が寄せられている。
