
3連勝でグループステージを首位通過した日本は、準々決勝でヨルダンに2-0の快勝。上位4か国に与えられるU-20ワールドカップ出場権を手にした。次に狙うのは、2016年以来、2大会ぶりとなるアジア制覇だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0510e422c4580d4dc48b814c85168300221ada3c
日本はPK戦の末にイラクに敗れ、ベスト4敗退に終わった

ボールを保持して主導権を握るも、セットプレーで痛恨の失点。12分に右CKからアリ・ジャシムにヘディングで決められ、先制を許す。
リードしてさらに勢いの出たイラクに、ボックス内まで進入される回数が増える。27分、ペナルティエリア内から放たれたコントロールシュートをゴール前で高井幸大が頭でブロックするなど、粘り強く守る。
自分たちの攻撃時には、アタッキングサードでテンポ良くパスを回して相手を揺さぶり、ゴールに迫る。しかし、ラストパスが思うように繋がらず、得点のないまま1点ビハインドで前半を折り返した。
後半開始から松木玖生、永長鷹虎、熊田直紀と一気に3人を投入。50分に右サイドから仕掛けた永長の浮き球のパスに、ゴール前で松木が飛び込む。これはオフサイドの判定となる。
ボールを奪ってから速攻を狙う日本は、相手の素早いプレスに苦戦。思うように前進できない時間が続く。それでも83分、ついに同点に。ペナルティエリア右で受けた永長が相手DFを巧みにかわし、左足の狙いすましたコントロールシュートをファーサイドのネットに突き刺した。
追いついた日本だが、1-1で突入した延長戦前半の103分に失点。途中出場のモハメド・ジャミールに勝ち越し点を決められるも、後半の118分に今大会5点目となる熊田のゴールで再び同点とする。しかし、迎えたPK戦に3-5で敗れ、ベスト4敗退に終わった。
