日本の若きSB菅原由勢が躍動するAZが強い　U-19がバルサ&レアルを粉砕する若手育成力も脅威に

そこで重要な役割を果たしているのが日本代表DF菅原由勢（22）で、前述のラツィオ戦も1stレグ、2ndレグともにフル出場。チーム不動の右サイドバックであり、現海外組の中でもかなり充実したシーズンを過ごしている日本人選手の一人だ。

さらに興味深いのがクラブのアカデミーだ。AZのU-19チームは今季UEFAユースリーグに参戦しており、ベスト16でU-19バルセロナを3-0、ベスト8ではU-19レアル・マドリードを4-0で粉砕。若手世代も欧州の舞台で結果を残しており、来季以降のAZにも期待が持てる。

U-19バルセロナ戦で2ゴール1アシスト、U-19レアル戦で1ゴールを挙げたFWメックス・メールディンク（19）、レアル戦で1ゴールのFWエルネスト・ポク（19）、キャプテンマークを巻くMFフェデ・デ・ヨング（19）、センターバックに入るウーター・ゴーズ（18）など、すでにトップチームで出番を得ている者もいる。