去就が注目を集めている日本代表MF鎌田大地(26)だが、どうやらフランクフルトに退団を申し出たようだ。ドイツ『ビルト』が報じた。
鎌田は、今シーズン限りで契約が満了を迎える中、フランクフルトは契約延長を望むもここまで交渉は進まず。スポーツ・ディレクター(SD)のマルクス・クレシェ氏は先日、ドイツ『ZDF』にて「鎌田大地のことだが、彼はおそらく我々の元を去るだろう」と、退団の可能性を口にしていた。
鎌田にはドルトムントやバイエルン、リバプール、マンチェスター・シティ、ニューカッスル、バルセロナ、アトレティコ・マドリーなどドイツ国内外の多くのクラブが関心を寄せているとされている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b619fa39c8169dc5c4306cbde26b1a26fc12412c
鎌田がフランクフルトとの契約延長を固辞
そんな中、『ビルト』は鎌田がフランクフルトとの契約延長を固辞したと報道。ドイツ『スカイ・スポーツ』も同様に報じている。
フランクフルトは鎌田に去就の決定を迫っていたとされる中、『ビルト』は先週決断されたと報じており、クレシェSDとの会話の中で鎌田が伝えたという。
移籍先に関しては未定。鎌田がドイツ国外への移籍を希望しているという見方が強い中、最近のパフォーマンスの低さにビッグクラブの興味が薄れているという見方もあるという。
鎌田は、2017年7月にサガン鳥栖からフランクフルトへと完全移籍で加入。シント=トロイデンへのレンタル移籍で得点感覚と攻撃性を取り戻すと、復帰の後フランクフルトでは攻撃の中心に。2021-22シーズンはヨーロッパリーグ(EL)の優勝に大きく貢献した。
今シーズンは開幕から好調を維持し、カタール・ワールドカップ(W杯)の前までに、7ゴールを記録。しかし、W杯後はあまり輝けず、1アシストに終わっており、直近ではスタメンから外れることも増えている。