いまレアル・ソシエダで最も輝いている選手は誰か。贔屓目抜きで、久保建英だろう。それは地元メディアも認めているところだ。
5月13日に行なわれたラ・リーガ第34節のジローナ戦でも、2-2のドローに終わったチームの中で、圧倒的な存在感を発揮する。
3分に対峙した相手FWを翻弄してPKを奪取すると、24分にはピンポイントクロスでダビド・シルバの追加点をアシスト。後半にも巧みな反転からドリブルで持ち込み、見事なラストパスでシルバの決定機を創出してみせた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82799914246e47563c30b8b45429572e0c0fcf1c
ジローナ戦で2点を演出した久保
地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は15日、この一戦を振り返る記事を掲載。その中で、久保について惜しみない賛辞を贈っている。
「何よりも注目に値するのは、エネルギッシュで誰にも止められないタケ・クボの素晴らしいパフォーマンスだ。試合のほとんどの時間帯でこの日本人は戦い、死体を後に残し、(相手にとって)危険なシーンを絶え間なく生み出した」
同紙は「このチャンスで、たとえゴールを外したとしても、『彼はこれ以上勝つためにできることは少しもなかった』というこの試合のスターを強調する格言は、彼の素晴らしいプレーにぴったりだった」と絶賛。こう賞賛の言葉を続けている。
「彼はニアポストで良いシュートを決めそうになり、2点を演出した。これまでのところ、今シーズン最高の補強。ワールドクラスの選手だ」