セルジオ越後が森保ジャパン2連戦を採点。「2試合続けての大勝は上出来。ただ、内容については評価が難しい」 | footcalcio

セルジオ越後が森保ジャパン2連戦を採点。「2試合続けての大勝は上出来。ただ、内容については評価が難しい」

ネタ・談話

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エルサルバドルとペルーは3月に対戦したウルグアイ、コロンビアほど強くない。そういう相手の守備をどう崩して点を取るか。そこに注目していた。

結果は6-0、4-1と2試合続けての大勝。上出来だ。ただ、内容については正直、評価するのが難しいね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1ef524c02c45ac9d811f588b3e82b62a3dceb1df

「結果は悪くない。でも、攻撃的なサッカーもできるようにという宿題には手をつけられなかった」

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まず、エルサルバドル戦は前半3分に相手CBが一発レッドで退場。開始早々に試合が壊れてしまった。そもそも日本のほうが力関係では上なのに、相手はさらにひとり少なくなって打つ手なし。自陣に押し込まれるばかりで、逆に日本にとってはW杯2次予選などでよくある一方的に攻め続ける展開になった。

だから、日本の選手が皆うまく見えた(苦笑)。もちろん、それについては選手にも森保監督にも責任はない。マッチメイクをした日本サッカー協会も悪くない。

あえて言うならレフェリーかな。親善試合なんだから、レッドカードではなくイエローカードでよかったのに。空気を読んでほしかったね。大事な強化の機会を無駄にした。

続いて対戦したペルーは歯応えのある相手だった。ポゼッション(ボール支配率)で日本を上回っていたし、本数は多くないものの、チャンスも作っていた。そういうレベルの相手と戦えて、4-1で勝ったのはよかった。

ただ、今の日本代表が目指す攻撃的なサッカーというよりは、昨年のカタールW杯同様のしっかり守ってカウンターというサッカーだったのが気になるね。ボールをキープして分厚い攻撃を仕掛けるという感じではなかった。

森保監督はよく「いい守備から、いい攻撃」と言うけど、僕から見れば、ペルー戦は「いい守備から、いいカウンター」で、カタールW杯からそんなに変わっていない。

もちろん、サッカーは相手あってのスポーツ。点差をつけても、ペルーはひるまずにどんどん攻めてきた。そこでカウンター狙いになるのは効率的だし、決して悪いことではないんだけど、攻撃的なサッカーも出来るようにという宿題には手をつけられなかった。

結局、そこを突き詰めていかないと、W杯ベスト8は難しいからね。4-1で勝っても、手放しでは喜べない。

選手個々で見ると、悪い出来の選手はいなかった。久保が言っていたように「みんなハッピー」だった。

そんな中でも、僕が一番評価したいのは右SBの菅原。3月の2試合では攻撃面でのアピールに成功した一方で、守備面での不安を感じさせた。でも、今回の2試合では、運動量が多く、球際も激しく、相変わらずパスもうまかった。今後も注目したい選手だ。

そして、期待通りのプレーを見せたのが三笘。カタールW杯ではスーパーサブだったけど、今は誰もが認めるエース。ペルー戦では90分間フル出場し、何度も決定的なチャンスを作った。ブライトンでの活躍は伊達じゃなかったね。貫禄があったよ。

一方で、気になった選手というか、気になったポジションはワントップ。上田、古橋、前田と候補はいるけど、結局、誰も一歩抜け出せなかった。

11月から2026年北中米W杯のアジア2次予選が始まると、その後は強化試合をほとんど組めなくなる。

その意味でも9月に行なうアウェーでのドイツ戦は貴重。ここでカタールW杯の時とはひと味違うぞ、攻撃的なサッカーも出来るんだぞというところを見せてくれることに期待したい。

3

ドイツ代表対日本代表は9月10日に行われる予定。

コメント

  1. 名無し より:

    この方は内容について評価できた試しがあるのか

  2. 名無し より:

    評論家のクセにネットの奴らに毛が生えた程度の事しか言えないなら評論家やめちまえ

  3. 名無し より:

    読んだら負け

  4. 名無し より:

    ペルー戦直後にいつものセルジオだったサカダイの記事と難癖付けたくて仕方ない日刊の記事が同時に出てたけど癖違い過ぎてゴーストライターなのバレバレだったぞ
    せめてサッカーライターは書き起こしを統一するくらいの誇り持って仕事しろよ

  5. 名無し より:

    攻撃=ポゼッションって10年前の価値観だよね。普段からサッカー見てないのが分かる

  6. 名無し より:

    良い守備から良い攻撃はつまりカウンターだと思うけどセル爺には何が不満なんだ?

  7. 名無し より:

    どんな内容でも手放しに喜ばない人

  8. 名無し より:

    エルサルバドルのあれをイエローにする審判なんていないよ国際Aマッチだよ?
    こういう仕事はもうやめて昔みたいな少年少女サッカーの普及活動だけやってなさい

  9. 名無し より:

    いい守備からいい攻撃がカウンターなのって当たり前じゃないの?
    いい守備してもポゼッションしてモタモタ攻撃してたら相手は戻っちゃうんだから「いい守備」の効果がゼロになるじゃん

  10. 名無し より:

    奪ってから時間をかけずに攻めることを徹底してるだけで、守備的にいってるからポゼッションが下がってるわけじゃない。

  11. 名無し より:

    >>9
    アタマおかしいよな
    審判は審判で真剣勝負してて、ましてやこの日の主審は日英交流でわざわざ来日してたんだから、英国の審判として威信背負ってるのに変な忖度ジャッジなんか出来ないっつーの

  12. 名無し より:

    すごい優しい越後で微笑ましい記事やね

  13. 名無し より:

    別にW杯が全てとは思わんけどコパとかアジアカップとかコンフェデとかある程度強度ある公式戦以外はただのテストマッチだし国内親善は相手のコンディションが毎回酷すぎる。

  14. 名無し より:

    >>9
    今回の爺の意見なんか日本のサポーターとしての感想でしかないから、ご意見番として取り上げ続けるメディアのほうに責任があるだろ。
    ライターが端折ったのか爺が言わなかったのかはわからんが、サッカー関係者として審判に敬意欠く発言はせめて建前述べてからにしてほしいものだがね。

  15. 名無し より:

    >>9
    そもそもDOGSOをイエローカードで済ませたら真剣勝負でも何でもなくなるのにね
    10人相手に失点せずしっかりと点を取ると言うシミュレーションが出来たと前向きに捉える事が出来ないんだろうか?

  16. 名無し より:

    >マッチメイクをした日本サッカー協会も悪くない。
    あれ、エルサルバドルとのマッチメイクがどうのこうの批判してなかったっけ?
    韓国がエルサルバドルに対して引き分けに終わったから手のひら返したかな?w

  17. 名無し より:

    国際Aマッチはただのテストマッチじゃないよ
    テストしつつ勝ちにこだわる試合だって
    負ければ批判されるべきだし、勝ったのに練習試合みたいに腐すのはお門違い
    サッカー関係者自体がセルフネガキャンこつこつ繰り返すから勘違いされんだよ

  18. 名無し より:

    >>12
    VARも入っていて主審の忖度なんて効かないし、審判の評価や国際試合の機会にも関わるだろうにね

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