
浦和レッズのFW興梠慎三が、那須大亮氏のYouTubeチャンネルに出演し、ハリルジャパン時代の思い出を紐解いた。
日本代表にはあまり縁がなかったという興梠だが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いていた頃の代表に選ばれてもいた。
ただ、本人はあまり乗り気ではなかったようだ。指揮官は体脂肪をチェックし、12パーセント以下に設定。興梠ほか、遠藤航、宇佐美貴史、西川周作らがクリアできず、“公開説教”があったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f67f9d09b9a19a24fb1932e63237a715a9bea3c
興梠がハリルジャパン時代を振り返った
「あれもひどいやつだよね、本当に」と苦い表情を浮かべながら、興梠が当時を振り返る。
「代表に選ばれたやつが、まずは体脂肪を測る。で、ダメだったやつが、その日か次の日ぐらいの公開練習の時に、ハリルがいて、皆がバーッて、アウトのやつが並ぶ。俺が一番、最後。みんなだいたい、13パー、14パーとか。俺、たぶん、17ぐらいあって」
他の選手たちは「ちょっとずつ減ってるな」「頑張ってるな」など声をかけられるが、「俺の番に来たら、『お前は例外だ』って。で、終わる、みたいな」。
那須氏が「まじ?」と驚けば、興梠は「例外なら、呼ぶなと思って(笑)。そんな言うなら呼ぶな、代表。そんな感じだった」という。
代表に呼ばれれば、必ず“アウト組”に入る。興梠なりに努力はしていたが、「頑張っているけど、それが苦だったね」。
酒井宏樹からは「絶対にハリルは慎三さんのこと好きですよ。そんな言われるのに、また呼ばれるとか。絶対好きだからですよ」と言ってもらったが、興梠本人からすれば、体脂肪を指摘され続けて、代表に行くのが「キツかった」と吐露した。
これには那須氏も「そうだよね。苦だね、たしかに」と同調した。
