フランクフルトを契約満了で退団した鎌田大地は、EU圏外選手獲得枠の問題で濃厚視されていたミラン加入が行き詰った。
ただ、フリーで獲得できるため、欲しがるクラブは少なくない。ローマ、ナポリ、トッテナム、ニューカッスルなどが新天地候補に挙がるなか、スペインメディアは久保建英が所属するレアル・ソシエダもそのひとつだと伝えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95abbd715aa46845e75dbd0aefa1f15e1ff53040
「質の高い補強になると見ている」
そんななか、『GOL DIGITAL』は７月11日、「オラベがカマダをレアル・ソシエダに連れて来るための重要なパートナーを見つける」と題した記事を掲載。次のように伝えた。
「最近、ACミランへの移籍が破談になった日本人選手、ダイチ・カマダにソシエダが興味を示しているとわかった。クラブのスポーツディレクター、ロベルト・オラベは日本人とフリーで契約する交渉に取り組んでおり、このシナリオではクボの存在が同胞を説得する鍵となる可能性がある」
同メディアは「両選手は同じ日本人で、同じチームでの存在はカマダにとって財産となる可能性がある。レアル・ソシエダですでに才能ある選手としての地位を確立しているクボは、チームメイトと自分の経験や視点を共有できるだろう。しかしそれだけではなく、カマダがスペインのサッカーやチームの環境に適応する過程にも役立つだろう」
記事は「オラベSDは任務完了に自信を持っている」とし、「両選手の間のつながりが、カマダにとってソシエダへの加入を決定する決定的要因となる可能性がある。クラブは、日本人がチームに大きく貢献できる質の高い補強になると見ている。日本人MFは、卓越した技術スキル、ゲームのビジョン、ゴールを決める能力を持っている」と続けている。
「彼の中盤のさまざまなポジションでプレーできる能力により、ソシエダにとって魅力的な選手となっている。しかし問題は、多くのビッグチームが彼の契約に興味を持っていることだ。だからこそソシエダは同胞を説得するためにクボに頼っているのだ」
