
J1神戸が、昨季在籍した元日本代表MF橋本拳人=スペイン2部ウエスカ=を再獲得することが濃厚なことが16日、分かった。関係者の話を総合すると、クラブはすでにオファーを提示。古巣のFC東京も獲得に動いているが、交渉は順調に進んでいる模様だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f10d6246305723c2766b7d8373e80e9705be6dbb
橋本拳人を再獲得することが濃厚

橋本は2020年夏にFC東京からロシア1部ロストフに完全移籍。昨年、ロシアによるウクライナ侵攻の影響でリーグが中断されたことを受け、FIFA(国際サッカー連盟)の特例措置による移籍で同3月に神戸に加入した。同7月に一度は神戸との契約を延長したが、直後にウエスカからオファーが届き、再び海外挑戦を決断。ウエスカでは今季、リーグ戦33試合に出場した。
神戸ではコンディション不良で9試合1得点の成績にとどまったが、クラブはボール奪取能力に優れ、攻撃センスも併せ持つボランチを高く評価。チームは現在リーグ戦で好調だが、悲願の初優勝に向け、今夏の移籍市場でさらなる戦力強化として白羽の矢を立てた。今夏は元スペイン代表MFイニエスタ、MFサンペールと中盤の選手に退団が続く神戸だが、移籍が実現すれば申し分のない補強となる。
