アンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムで指揮を執る限り、セルティックの愛弟子たちの移籍を巡る報道は後を絶たないだろう。
オーストラリア人指揮官がグラスゴーから北ロンドンに呼び寄せる可能性のある選手として、古橋亨梧や前田大然とともに名前が挙がっていたのが旗手怜央だ。
この夏の移籍はなかったが、マーク・グイディ記者は、旗手にトッテナム移籍の可能性はまだ残っていると予想した。今夏の獲得がなかったのは、指揮官と古巣クラブの「暗黙のルール」が理由かもしれないと話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09eb744f62b5f119a13bb5d14347bbeb91b82610
今夏にもトッテナム移籍が囁かれた旗手
『HITC』によると、グイディ記者は『Go Radio』で、旗手を「素晴らしい選手」と称賛。「ポステコグルーが狙うような選手だ」と述べた。
「ポステコグルーとセルティックの間に暗黙のルールがあるんじゃないか。『1年はウチの選手を誰も獲りにくるなよ。彼らを動じさせるな』とね。だが、来年の夏を見ようじゃないか。ポステコグルーがセルティックから1、2選手獲得しようとしても驚かない。ハタテはそのリストのトップにいるだろう」
また、宿敵レンジャーズのOBであるバリー・ファーガソンも、「プレミアリーグに行ってもやれる選手だと思う。まったく問題ない」と、旗手の実力を評価。1年後を待たず、冬にトッテナムが動く可能性に言及している。
「私は1月にくるんじゃないかと思う。1月に狙ってほしいね。彼はポステコグルータイプの選手だ。まだまだやれることがある。素晴らしい年齢だしね」
ブレンダン・ロジャース新体制の下で、旗手は難しいシーズンスタートとなった。リーグ開幕からベンチスタートが続き、負傷離脱を余儀なくされ、9月19日のチャンピオンズリーグ開幕戦でようやく今季初の先発出場を果たしたところだ。