
アーセナルは開幕8試合で6勝2分と無敗で、現在2位と好調を維持している。代表ウィークを挟んで2週間ぶりのリーグ戦でチェルシーと激突する。
チェルシーは現在11位と調子は今ひとつだが、各ポジションに優れたタレントを揃えるだけに当然ながら油断は禁物だ。そんな一戦に向けて「Arsenal Insider」は「アーセナルのボス、ミケル・アルテタはチェルシー戦で冨安健洋の先発起用を真剣に考えるべきだ」と日本代表DFのスタメン入りを推奨している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfd0608983163b70508aed83f1014a86b51ac139
今週末のプレミアリーグ第9節でチェルシーと対戦、最終ラインの起用法に現地見解

冨安はここまでリーグ戦6試合に出場。出番の大半は試合終盤にウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコに代わって左サイドバック(SB)として投入されており、スタメンは1試合のみだ。しかし、強力なサイドアタッカーを擁するチェルシーが相手となれば、冨安の守備力がより生きるため、スタートから起用されるべきと考えられているようだ。
「マウリシオ・ポチェッティーノ監督のチームを過小評価すべきではない。昨季からチェルシーは不調だが、特にワイドのエリアには優れたタレントが揃う。ラヒーム・スターリング、ミハイロ・ムドリク、そしてノニ・マドゥエケはガナーズを苦しめる力を持っている。このような脅威があるからこそ、アルテタは守備陣にできるだけの堅実さを保証する必要がある。
ジンチェンコはボールを持った時のクオリティーはあるが、冨安ほど相手との1対1の守備には強くない。冨安はかつて(イタリアメディアで)守備のウォーリア(戦士)と称されていた。まさにこのロンドンダービーで求められている理由だ」
また、同メディアは冨安が守備の安定感を保証しつつ、ジンチェンコと同様に中盤に上がってプレーする役割も十分にこなせることから「アルテタは(冨安を先発に起用しても)戦術的に慣れ親しんだ戦い方を続けることができる」とも指摘していた。
