日本代表|ミャンマー戦の採点と寸評…ハットトリックの上田綺世が最高評価!堂安律や毎熊晟矢も好パフォーマンス

W杯アジア二次予選A代表

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◆26年北中米W杯アジア2次予選 日本5―0ミャンマー(16日・パナスタ)

FIFAランク18位の日本は、2026年北中米W杯アジア2次予選初戦で、同158位のミャンマーと対戦。上田綺世(フェイエノールト)がハットトリックを決めるなど5―0で白星発進を果たした。

試合後、森保一監督は「初戦というのはどんな大会でも難しい。選手がいい準備してくれて、自分たちがチャレンジしていく姿勢を見せてくれた。そのチャレンジが観客の方に伝わればいい」と試合を振り返り、「まだまだ点も取れた形もあった。よりチャンスを作ってピンチを減らせるようにしていきたい」と話した。

次戦は中4日で、サウジアラビアでのシリア戦(21日)。「厳しい条件でもタフに戦って勝利を収めたい。タフに戦う選手の姿が見てくださっている方に伝わって、日常の活力になればうれしい」と見据えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f05ae1c6e6153ad4780f076cae035ae109c7ed5

各選手の採点と寸評は以下の通り。

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大迫敬介(82分OUT)| 採点6
被シュートはゼロで、プレー機会はほとんどなし。36分のクリアミスはイージーで、今後は注意したい。

谷口彰悟(ハーフタイムOUT) |採点6

板倉、冨安が不在の中で最終ラインをコントロールし、カバーリングも安定していた。鋭い縦パスも光る。

町田浩樹|採点6.5

チーム合流翌日にまさかのスタメン抜擢だったが、持ち前の高さを活かしてロングボールを何度も跳ね返す。ビルドアップも正確で、20分には強烈ミドルシュートも放つ。

中山雄太|採点6

遠藤に代わってキャプテンマークを巻き、積極的に周囲とコミュニケーション。守備ではリスク管理を徹底し、攻撃では正確なパスを配給した。

毎熊晟矢|採点7

3キャップ目ながら攻守で躍動。守備は地空ともにほぼ無敵で、オーバーラップで攻撃に厚みもつけた。ライバルの菅原由勢に良い刺激を与えたはずだ。

鎌田大地(ハーフタイムOUT)| 採点7

攻撃の局面では実質的なインサイドハーフとして振る舞い、28分には左足のミドルシュートで2点目。トランジションも素早かった。前半だけでベンチに下がる。

堂安律|採点7

試合序盤はキックミスが多かったものの、前半終了間際に右サイドから糸を引くようなスルーパスでアシストを記録。さらに86分には巧みなトラップからチーム5点目を挙げた。

南野拓実(67分OUT)|採点6.5

浮き玉のパスで先制点をアシスト。64分のワンツーを使った抜け出しは見事だったがシュートは惜しくも防がれた。運動量豊富でコンディションは悪くなかった。

相馬勇紀|採点5.5

序盤から積極果敢に仕掛ける。ただ、クロスはなかなかチャンスに繋がらず、45分や66分などシュートも決めきれなかった。相手のレベルを考えれば物足りない。

田中 碧|採点6

遠藤と守田が不在の中、バランス重視で得意の前線への飛び出しは封印。積極的にボールに触ってチームにリズムをもたらすなど、チームファーストに徹した。

MAN OF THE MATCH

上田綺世(67分OUT)|採点7.5

11分にヘディングで先制点を挙げると、前半終了間際にも右足で3点目、50分に再び右足で4点目。ハットトリックを記録した。ポストプレーやプレッシングも精力的にこなし、CFの仕事を完遂した。

▼途中出場

渡辺剛(ハーフタイムIN)|採点6

2019年12月のE-1選手権以来となる2キャップ目を刻む。打点の高いヘディングでロングボールを弾き返し、ネットこそ揺らせなかったがセットプレーのターゲットとしても存在感。

佐野海舟(ハーフタイムIN)|採点6

念願のA代表デビュー。ファーストプレーでいきなり対人の強さを見せ、その後も自慢のインテンシティーを随所で発揮した。

守田英正(67分IN)|採点6

4-1-4-1のアンカーに入って、インサイドハーフの田中や佐野をサポート。怪我明けだが動きは悪くなかった。

細谷真大(67分IN)|採点6

2022年7月のE-1選手権以来となるA代表のピッチに立ち、CFに入る。チャンスは

前川黛也(82分IN)|採点不能

念願のA代表デビュー。ほとんどプレー機会はなし。

▼監督

森保一|採点6.5

遠藤、久保、伊東などの主力を温存しながら、中盤から前に攻撃的な選手を並べる実験的なスタメンを選択。後半は渡辺、佐野、細谷、前川と新戦力も試した。相手の戦力を考えた采配を見せた。

【日本代表のチーム総評】|採点:6.5

ミャンマーが低い位置に5-4-1のブロックを敷いてきたため、予想通り圧倒的に押し込む展開となる。それでもボールをテンポ良く動かして相手を揺さぶって前半のうちに3点を挙げて試合を決め、後半も実験的な起用をしながら2ゴール。プレッシャーの大きいW杯予選初戦で、大差を付けてきっちり勝ち切ったことは評価に値する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b21ec707fc3a4803f2306a72167e83a34ec95d54

日本代表は21日にサウジアラビアのジッダでシリアとの第2戦に臨む。

コメント

  1. 名無し より:

    仕事で観られなかったけど、試合経過見たら選手起用や交代もかなり良かったんじゃない?
    相手はミャンマーとはいえ、マネジメントも含めて過去一で良いチームじゃないか、今の代表

  2. 名無し より:

    ハットトリックを達成した選手が7.5になる採点の基準が気になるかな。

  3. 名無し より:

    考え方によるんだが、あまりに勝って当然な試合なわけで
    どれだけ活躍しても7が限界の試合。という解釈は妥当と思うよ
    私としてはそもそも、欧州で試合出てる選手たちは呼ばず休ませる以外は采配1と思ってる

  4. 名無し より:

    細谷佐野の期待度上がったわ
    特に高齢化のボランチで若いのが出てきて良き

  5. 名無し より:

    >ハットトリックを達成した選手が7.5になる採点の基準が気になるかな。
    だよなw
    相手が相当の格下とはいえ、ハットトリックして7.5は低すぎる
    毎熊と0.5しか変わらないってどういうこと?
    最低でももう1点は上だろう

  6. 名無し より:

    相馬は消えてたなー

  7. 名無し より:

    相馬からのクロスが多くて悪くなかった。ファーに高めのボールを供給するのは狙い通りだったが、少し深かった。

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