元ボールボーイがマン・Cデビュー戦で初ゴール！17年にペップと”作戦会議”した少年がCLで大躍動

前節の時点でマンチェスター・シティの首位通過とライプツィヒの2位通過、そして3位と4位も決まっている状況。消化試合となった最終節で、昨季王者は10日のルートン・タウン戦から先発9人を変更。アカデミー出身の若手も起用された。

その中でも注目を集めたのが、20歳のミカ・ハミルトン。19分にチームの先制点をあげてトップチーム初ゴールを飾ると、62分には追加点に繋がるPKも奪取。グループリーグ無傷の6連勝に貢献している。

実は、このハミルトンにはグアルディオラ監督とのちょっとしたエピソードが。時は2017年9月23日、およそ6年前に遡る。この日、マンチェスター・Cはプレミアリーグ第6節でクリスタル・パレスと対戦。5-0の大勝を飾った試合となったが、指揮官は内容に納得をいっていない心情を試合後に吐露。

試合中にボールボーイの少年の肩に手を回し、耳元で何かを囁いていたことが話題となっていたことについて「ファウルがあっても誰もボールを取りに行かず、プレーを再開しようとはしていなかった。全てがスローだった。ボールボーイもスローだった」と『Mirror』に言及。この”作戦会議”をしていたボールボーイが、今日に活躍したハミルトンだったのだ。

当時話題となっていた少年が、時が経ってグアルディオラ監督のもとで選手として指示を受ける…ツルヴェナ戦後にはグアルディオラ監督は報道陣から当時の写真を見せられ「知らなかったよ！6年前？ワオ…成長したね」と笑顔。そしてハミルトンを称賛している。

「彼は我々と頻繁に練習しているんだ。1vs1で彼のスキルを見れたし、素晴らしいゴールも決めたね。PKも獲得したし、守備ではアグレッシブだったよ」