レアル、2点差跳ね返す劇的逆転勝利!…アルメリアに大苦戦もカルバハルが殊勲の決勝弾

リーガ

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ラ・リーガ第21節が21日に行われ、レアル・マドリードとアルメリアが対戦した。

2シーズンぶりの優勝を目指すレアル・マドリードは、リーグ戦で昨年9月の“マドリード・ダービー”以来13試合無敗を継続。直近でも無失点で3連勝中と好調を維持している。今節は未だ未勝利の最下位アルメリアを本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』に迎えての一戦。2試合消化の多い暫定首位ジローナに圧力をかけるためにも、何としても勝利が欲しいところだ。

【スコア】

レアル・マドリード 3-2 アルメリア

【得点者】

0-1 1分 ラージー・ラマザニ(アルメリア)

0-2 43分 エドガル・ゴンサレス(アルメリア)

1-2 57分 ジュード・ベリンガム(PK/レアル・マドリード)

2-2 67分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)

3-2 90+9分 ダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)

https://news.yahoo.co.jp/articles/51c6ef29542e28803e27fd039de045f18c7d7840

レアル・マドリードが後半ATの決勝弾でアルメリア撃破!

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アルメリアは開始直後からレアル・マドリードのボール回しに対してハイプレスを敢行。前線でボールを奪取するとセルヒオ・アリバスからルーカス・ロベルトーネへと繋ぎ、ボックス内へスルーパスを供給する。走り込んだラージー・ラマザニがネットを揺らし、キックオフから僅か40秒でアルメリアが先制に成功。ホームのレアル・マドリードは開始早々に出鼻を挫かれる形となった。

ビハインドを負ったレアル・マドリードはボール保持率を高めつつ、前線のジュード・ベリンガムやヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴらにパスを集めていく。しかし、アルメリアの人数をかけた守備対応に苦戦し、ミドルシュート以外に目立ったチャンスを作ることができない。すると43分、アルメリアはクロスのこぼれ球を拾ったエドガル・ゴンサレスがボックス手前から左足を一閃。強烈なシュートがゴール右上隅に突き刺さりリードを2点に広げた。

厳しい展開となったレアル・マドリードは後半開始と同時に3枚替えを敢行。フラン・ガルシア、ブラヒム・ディアス、ホセルを投入し攻勢を強めていく。すると53分、F・ガルシアの鋭いクロスが相手DFのハンドを誘発しレアル・マドリードがPKを獲得。これをベリンガムがゴール中央に沈め1点差に詰め寄った。アルメリアは61分、鋭いカウンター攻撃からセルヒオ・アリバスがネットを揺らしたが、直前にファウルがあったとして得点は取り消された。

勢いに乗るレアル・マドリードは67分、オーレリアン・チュアメニが右からアーリークロスを上げ、ヴィニシウスがDFと競り合いながら押し込み10分間で試合を振り出しに戻した。77分、後方からのロングフィードで敵陣深くへ抜け出したF・ガルシアが中央へ折り返し、ベリンガムが強烈なシュートがネットを揺らすも、オフサイドの判定で勝ち越し点とはならなかった。

81分、B・ディアスがボックス内で起点を作り、ヴィニシウスに決定機が訪れるもアルメリアのGKルイス・マシミアノが好セーブ。その直後には右からのクロスを収めたベリンガムが華麗なオーバーヘッドキックを披露したが、惜しくも枠の右へ外れた。2-2で試合終了かと思われた90+9分、B・ディアスの右からのクロスをベリンガムが頭で折り返し、最後はダニエル・カルバハルが滑り込みながら押し込みネットを揺らした。

試合はこのまま3-2で終了。大逆転劇を演じたレアル・マドリードが4連勝を達成し、リーグ戦での無敗記録を「14」まで伸ばした。

次節、レアル・マドリードは27日にアウェイでラス・パルマスと、アルメリアは26日にホームでアラベスと対戦する。
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