リヴァプールが圧巻の4発快勝! 20歳生え抜きDFが躍動…チェルシーはエンクンク追撃弾も及ばず

プレミア

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プレミアリーグ第22節が31日に行われ、リヴァプールとチェルシーが対戦した。

リーグ屈指の名門同士による大注目のビッグマッチがミッドウィークに開催。首位リヴァプールは現在リーグ戦3連勝中と好調を維持。今節はユルゲン・クロップ監督の退任発表後に初めて迎えるリーグ戦となる。対するチェルシーは10位に低迷しているものの直近では3連勝中とこちらも状態は上向きだ。両チームは2月25日のカラバオカップ決勝でも対戦予定で、今回はその前哨戦となる。

【スコア】

リヴァプール 4-1 チェルシー

【得点者】

1-0 23分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)

2-0 39分 コナー・ブラッドリー(リヴァプール)

3-0 65分 ドミニク・ソボスライ(リヴァプール)

3-1 71分 クリストファー・エンクンク(チェルシー)

4-1 79分 ルイス・ディアス(リヴァプール)

https://news.yahoo.co.jp/articles/49b7924980a234189f46a85dd7b5875ec2bef183

リヴァプールがアンフィールドでチェルシー粉砕

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序盤はリヴァプールが押し気味に試合を進める。持ち前のハイプレスと鋭い出足でチェルシーのビルドアップを阻みつつ、最前線のダルウィン・ヌニェスが積極的にフィニッシュに持ち込んでいく。18分、イブライマ・コナテが高精度のロングフィードを供給すると、これに反応したのはヌニェス。ボックス内で左足を振り抜いたが、枠を捉えたボールはGKジョルジェ・ペトロヴィッチのセーブと右ポストに阻まれた。

23分、リヴァプールは自陣右サイドでのボール奪取からカウンターを発動。ドリブルで持ち上がったコナー・ブラッドリーがボックス手前に展開すると、これを収めたディオゴ・ジョッタが相手センターバック(CB)2枚を振り切り、最後は冷静にゴール左下に流し込んだ。31分には左サイドでの細かいパス交換からカーティス・ジョーンズが際どいミドルシュートを放ったが、GKペトロヴィッチが枠外へと弾き出す。

攻勢を強めるリヴァプールは39分、スローインのこぼれ球を拾ったアレクシス・マック・アリスターからルイス・ディアスへと繋ぎ、素早く右サイドに広がるスペースに展開。駆け上がってきたブラッドリーが右足でゴール左下隅に蹴り込みリードを2点に広げる。45分にはセットプレーの流れからジョッタがボックス内で倒されPKを獲得。しかし、ヌニェスのキックは右ポストに阻まれ3点目とはならなかった。

流れを変えたいチェルシーは後半開始と同時にマロ・ギュスト、ミハイロ・ムドリク、クリストファー・エンクンクを投入。51分には右サイドを駆け上がったギュストがゴール前に絶妙なパスを供給し、待ち構えていたムドリクが合わせたがシュートは枠を外れる。すると65分、フィルジル・ファン・ダイクのロングフィードを収めたブラッドリーが右から鋭いクロスを送り、中央のドミニク・ソボスライが頭で合わせ3点目を奪った。

チェルシーは71分、途中出場のカーニー・チュクエメカがドリブルで敵陣バイタルエリアへと持ち運び、ボックス内中央のエンクンクにパス。エンクンクはDF3人に囲まれるも巧みなタッチで前を向き、最後は左足でゴール右下隅に流し込んだ。リヴァプールもすぐさま反撃。79分、相手DFとの競り合いを制して左サイド敵陣深くへ抜け出したヌニェスがグラウンダーのクロスを供給。中央に走り込んだL・ディアスがネットを揺らし、再び3点差とした。

試合はこのまま4-1で終了。“名門対決”を制したリヴァプールがリーグ戦4連勝を飾った。

次節は2月4日に行われ、リヴァプールはアウェイでアーセナルと、チェルシーはホームでウルヴァーハンプトン(ウルブス)と対戦する。
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