『パリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選』はホームアンドアウェーで行われるが、北朝鮮ホームの第1戦が開催地の選定で難航。アジアサッカー連盟(AFC)が途中から第3国開催を提案し、最終的には21日にサウジアラビア・ジッダにある「プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム」で開催されることに決まった。急遽の長距離移動を余儀なくされ、非常に難しいコンディションで試合に臨むことになった。
なでしこジャパンのスタメンは、GKが山下杏也加、最終ラインは清水梨紗、古賀塔子、南萌華、高橋はな、中盤は熊谷紗希(キャプテン)がアンカーを務め、インサイドハーフは長谷川唯と長野風花、前線には藤野あおば、田中美南、植木理子が入り、4-3-3の布陣になった。
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パリ五輪最終予選第1戦・北朝鮮と中立地サウジで対戦
しかし、27分にピンチが訪れた。高い位置でキム・キョンヨンにボールを奪われると、そこからカウンターを許し、最後はミョン・ユジョンに右足を振り抜かれる。シュートは枠を捉えられたが、これはなでしこジャパンの守護神、山下が好セーブ。得点を許さなかった。
なでしこジャパンは守備意識の高い北朝鮮に苦しめられる。中央に縦パスを入れられず、なかなか効果的な攻撃を仕掛けることができなかった。
それでも42分、なでしこジャパンに初めての決定機が訪れる。右サイドから藤野がクロスを入れると、相手のクリアミスを誘発。ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾った田中がドリブルから左足でシュート。相手に当たってコースが変わったボールは、ゴール中央に飛んだが、惜しくも相手GKの好セーブに阻まれてしまった。
前半はこのまま両チームともに得点が生まれず、ハーフタイムに突入した。
後半も一進一退の攻防が続いたが、前半よりも北朝鮮が攻撃的な姿勢を強めてきた。ボールも北朝鮮に支配される時間が前半よりも長くなった。
58分にはキム・キョンヨンにペナルティーエリア内への侵入を許し、深い位置からマイナスのクロスを供給され、最後はミョン・ユジョンに合わせられる。これは枠を外れたが、失点覚悟の危険な場面だった。
その後も北朝鮮に攻め込まれ、我慢の時間帯が続くなでしこジャパン。73分には、北朝鮮の右サイドからリ・ミョングムにクロスを上げられると、ゴール前でミョン・ユジョンにヘディングを許す。シュートはクロスバーに当たり得点にはならなかったが、失点覚悟の場面だった。
球際の激しい攻防が続き、北朝鮮のラフプレーも目立ったが、なでしこジャパンは最後まで冷静に戦い続けた。そして、このまま第1戦はスコアレスドローで終了。難しい状況で臨んだアウェイゲームを最低限の結果で乗り切った。
🔹なでしこジャパン🔹
パリへの切符を懸けたアジア最終予選 第1戦はスコアレスドローとなりました。
第2戦は28日(水)ホーム国立競技場で行われます。ぜひスタジアムで応援をお願いします。#全員で勝ち獲ろう パリへの切符を。
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🏆パリオリンピック 2024 女子サッカー アジア最終予選… pic.twitter.com/TjOq1Ttp4X— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) February 24, 2024
コメント
北が勝てる試合を落とした印象
なでしこは対応が出来ていなかったからホームでも大苦戦必至だな
良いFWが欲しいね。
フィジカル無くて簡単に転がされるのにファールももらえない。
球離れも悪くてボールロストしまくり。
判断悪いからポストも出来てない。
普通に北朝鮮の方が強かった。
DF5枚なんて無理ゲー。負けなかったのは、まだ運が残ってるってトコかも。
今こそ、アジア大会のメンバーを試すべき。
負けなくて良かった、という試合
繋ぎでミスが多すぎてチャンスすらろくに作れなかった
次戦までにどこまで調整ができるのか
長野存在感無さ過ぎやろ・・。フィジカル負けでキープできんし。
とてもじゃないけどリバプールでスタメン張ってる選手にはみえんわ。
守備の面じゃ最終ラインは古賀以外はボロボロだわ。そもそも南と高橋のCBコンビじゃ空中戦全敗するっての。
遠藤離脱はでかいな・・。
谷川良かった
次はホームだからファール取ってくれる感じ?
男子アジアカップと同じで、ファールにしてくれないからフィジカルごり押しされてダメだった感じ
コンディションも悪そうだったし全ての面で完敗だったな
内容より結果が大事だから、次のホームでなんとか勝利を