浦和退団でローマ復帰のソルバッケン、クラブでのポジション争いに挑む意向

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浦和レッズを退団してローマに復帰したノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン(25)は、ダニエレ・デ・ロッシ監督の下でポジション争いに挑む構えだ。

2023年1月にボデ/グリムトからローマへ完全移籍で加入したソルバッケン。しかし、当時の指揮官であるジョゼ・モウリーニョの信頼を得られず、昨年夏にはオリンピアコスへレンタル移籍。そのギリシャの名門でもポジション争いで苦戦を強いられた結果、今年1月に浦和へレンタル移籍を変更した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d2ffb86ee7450001914e6ebc537875fb5829c27

6月末で浦和退団のソルバッケン



加入当初はケガの影響もあり出遅れ、5月22日に行われたYBCルヴァンカップ3回戦のV・ファーレン長崎戦でようやく浦和デビュー。5月26日のFC町田ゼルビア戦で明治安田J1リーグデビューすると、以降はリーグ戦4試合に出場した。ただ、クラブ間の交渉はまとまらず、6月30日のレンタル期間終了をもって浦和を退団。

現在はトリゴリアにあるローマのトレーニング施設でプレシーズンのトレーニングに励んでいる状況だ。

イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』によると、ローマと2027年6月まで契約を残すソルバッケンは、デ・ロッシ監督の下でチーム内でのポジション争いに挑む構えだという。また、ローテーション要員としてバックアップ役を務めるとしても、クラブでプレーを続けたい意向を示しているようだ。

ただ、クラブサイドはフリートランスファーで獲得した同選手を完全移籍で売却できれば、帳簿上においてもプラスに働くためあくまで換金対象とみなしている。

ジャッロロッシに残留するにしても他クラブに移籍するにしても、プレシーズンの猛アピールが必要な左利きの大型アタッカーはここが正念場だ。
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