現地時間8月19日に開催されたブンデス第3節のヘルタ・ベルリン戦(1-0)で3試合連続スタメンを飾った板倉は、ファン投票で決定するマン・オブ・ザ・マッチに選出。現地紙『BILD』の評価で「2」を獲得した(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。さらに、現地専門誌『kicker』では、節ごとに選出されるベストイレブンに板倉は2週連続で名を連ねている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdb06d927c74b837055cedf1fe987799d6e36186
初のブンデス挑戦で上々のプレーを見せている板倉
「コウ・イタクラはボルシアMGで印象的なスタートを切っている。この日本人はすでにフォールズ(ボルシアMGの愛称)でファンの人気を獲得しつつある。彼らの心を掴むのに、(カップ戦を含め)わずか4試合しか必要としなかった。
ボルシアMGがマンチェスター・シティから500万ユーロ(約7億円)で板倉を獲得できたのは、本当に幸運なことだった。ダニエル・ファルケ監督が『コウはスーパーボーイで最高の人格を持ち、良い年齢にきている。オープンで知的な若者』と絶賛した通り、彼は最初から期待以上の活躍を見せている」
クニー記者は、板倉がブンデスリーガデビューとなったホッフェンハイム戦(3-1)では最多の107回のボールタッチ、パス成功率は93%を記録し、続くシャルケ戦(2-2)では128回のボールタッチ、ヘルタ・ベルリン戦(1-0)でのパス成功率は94%という数字を残したと解説している。
「新天地に馴染むには時間が必要だと言われる。だが、彼はすぐ文字通り即戦力となった。チームのビルドアップで極めて重要な存在であり、ニコ・エルベディとともにディフェンスラインから攻撃のスイッチを入れる。そして、彼はタックルを怖がらない。
彼はシャルケ戦、そしてヘルタ戦でファン投票によるMOMに選出されている。これはファンが新加入プレーヤーに対して大きな好意を持っていることに他ならない。シャルケでも人気を集めていたが、すでにボルシアMGでも人気者なのだ」
加えて、板倉のコミュニケーション能力とユーティリティ性も「稀有で貴重」と綴っている。
「板倉は試合への理解能力、デュエルのタフさのほか、ピッチ上でのコミュニケーターとしても輝いている。今はCBとしてのプレーを求められているが、6番(ボランチ)もこなせる。その力はまだドイツで発揮する機会は得られていないが、CBマービン・フリードリヒが復帰した暁には、ファルケ監督が6番で起用する可能性は十分にある。技術力とヴィジョンを兼ね備えた板倉は、ファルケ監督がボルシアMGで実行したいサッカーに非常にフィットしている。今後もポゼッションサッカーを展開するうえで、板倉は重要な役割を果たす可能性があるのだ」
コメント
来年の夏にはプレミアに売りそう
日本代表でも4バックの前に板倉がいれば万全。遠藤守田を一つ前で使えば鉄壁。