“優勝候補”イングランドが足踏み…若きアメリカに苦戦、スコアレスドロー | footcalcio

“優勝候補”イングランドが足踏み…若きアメリカに苦戦、スコアレスドロー

ワールドカップ

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FIFAワールドカップカタール2022・グループB第2節が25日に行われ、イングランド代表とアメリカ代表が対戦した。

56年ぶり2度目の優勝に期待がかかるイングランド代表は、21日に行われた第1節イラン代表戦で圧巻のゴールショーを披露。ジュード・ベリンガムのゴールを皮切りに大量6ゴールを挙げ、6-2で大勝を飾った。一方、アメリカ代表はウェールズ代表との一戦をドローで終えており。“優勝候補”を相手に今大会初勝利を目指す。

イングランド代表は前節と全く同じ11名がスターティングメンバーに並んだ。一方、アメリカ代表は前節からスターティングメンバーを1名変更。最前線のジョシュ・サージェントに代わって、ハジ・ライトが起用された。

【スコア】
イングランド代表 0-0 アメリカ代表
【得点者】
なし

https://news.yahoo.co.jp/articles/352b9e36bfa7a2607c47cb5382894fc0cefe0d30

イングランド代表とアメリカ代表は痛み分け

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試合は序盤からイングランド代表の攻撃陣が躍動し、10分にはブカヨ・サカの折り返しをハリー・ケインが合わせるも、DFにブロックされてしまう。その後は互いにスピーディーな切り替えを武器に激しい攻防戦が繰り広げられていく。

26分にはアメリカ代表にビッグチャンス。右サイドでの細かいパス回しからクロスボールを送ると、ペナルティエリア内でウェストン・マッケニーがフリーに。右足ダイレクトで合わせたシュートはクロスバーを超えてしまった。続く33分には自陣からマッケニーがドリブルで持ち運ぶと、ユヌス・ムサを経由してボールはクリスティアン・プリシッチへ。縦への持ち出しから左足を振り抜くも、強烈なシュートはクロスバーを直撃した。前半はこのままスコアレスで終了している。

後半に入るとアメリカ代表のアグレッシブさが輝きを増し、敵陣に押し込み続ける時間帯が続く。イングランド代表は鋭いカウンターを試みるも、アメリカ代表の切り替えが早く、なかなか決定的なシーンを作り出せない。イングランド代表は68分にジョーダン・ヘンダーソンとジャック・グリーリッシュを投入してからは徐々にボールを持つ場面も増やしたが、シュートまで持ち込めない場面が続く。

後半アディショナルタイムにはセットプレーからケインがヘディングシュートを狙うも、シュートは枠を捉えきれない。最後までゴールネットは揺れず、試合はこのままタイムアップを迎えた。イングランド代表は勝てば1番乗りで決勝トーナメント行きを決められたが、豊富な運動力を武器に高いインテンシティを維持したアメリカ代表に苦しみ、スコアレスドローとなっている。イングランド代表は勝ち点「4」、アメリカ代表は勝ち点「2」となった。

次節は29日に行われ、イングランド代表はウェールズ代表と、アメリカ代表はイラン代表と、それぞれ対戦する。
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