
元日本代表指揮官のヴァイッド・ハリルホジッチ氏は、3度にわたってワールドカップ前に解任されたことについて語った。
2015年から2018年まで日本代表を指揮するも、ロシア・ワールドカップ前に解任されたハリルホジッチ氏。その後、2019年からはモロッコ代表の指揮官を務め、他国を圧倒してワールドカップ出場権を獲得するも、再び大会前の9月に職を解かれた。
そんなモロッコは後任をワリド・レグラギ監督に託し、36年ぶりのラウンド16進出、さらには6日にスペインをPK戦の末に撃破して初のベスト8進出を決めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/98b22d3e9e635f10c1175eca0ff4d0b2e058c2be

ワールドカップ直前に自身を解任した代表チームが2大会連続でグループステージを突破したことについてハリルホジッチ氏は、フランス『So Foot』で成功のためのレシピを残していったかと問われ「その通りだ。日本でも同様のことをやった。自慢したくはないが、私には戦術面での嗅覚があり、そのようにする方法を知っている」と回答。
また、ハリルホジッチ氏は日本やコートジボワールから解任された当時についても語っている。
「日本では選手を押し付けるスポンサーの件があった。何人かは負傷し、何人かはプレーしていなかったから、私は若手を連れていきたいと思っていた。しかし、そのようにはならなかった。彼らが私を解任したとき、彼らは私のコミュニケーションに関して私を非難してきた。私のコミュニケーションとはなんだ?これは口実だった」
「このようなことが3度にわたって起きた。少し恥ずかしく思う。コートジボワールでは、大統領が再選するために私に勝利を命令してきた。しかし、私は選手に言うように頼んだ。連盟のトップは大統領の右腕であり、親友だ。私はこのような干渉に耐えられなかったし、選手を決めるのは大統領ではない。私はコートジボワールでアルジェリアに延長戦で敗れるまで23戦無敗だった」
