
すでにシーズン再開を迎えた国もある中、所属先での戦いに挑む各国代表選手の姿にファンや関係者の視線が集まっていくことは間違いない。そしてスペインでもW杯閉幕直後となる今週、早くも国王杯開催が控えており、その中でもレアル・ソシエダの久保建英への関心が高まっている。
カタールではグループリーグでドイツ戦とスペイン戦で先発メンバーに名を連ねたものの、2試合とも厳しいマークに遭うなど持ち味を存分に発揮するには至らなかった。ノックアウトステージのクロアチア戦では体調不良により、ベンチ外となり、初の大舞台での戦いを終えている。チーム最年少プレーヤーであり、決定機を生み出すキーマンとしての期待も高かっただけに、消化不良のW杯となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/872eefc2d58dc07cbeb7cbd240607189dac1ece5
「日本人ストライカーの体調は未知数だ」

スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』では18日、「クボの復帰で攻撃陣が好転」と銘打った記事を配信しており、「先月5日のワールドカップを体調不良で終え、強いインフルエンザにかかり、ベッドからチームを見守ったため日本人ストライカーの体調は未知数だ」とカタールでの日本人MFの様子を振り返っており、チーム練習に2度参加したことなども伝えている。
その上で、指揮官のイマノル・アルグアシル監督が久保を出場させる意向であるとして「まだ2回しか練習していないことからも論理的には難しいだろうが、攻撃的な選手が不足しているため、監督は少なくとも彼を招集する可能性がある」との見込みを示した。
一方で、バスク地方のニュースメディア『Noticias de Gipuzkoa』では、クラブが多くの負傷者を抱えている状況であることや、久保が月曜日のトレーニングに参加したことなどを伝えているものの「コリア戦での出場はまだ早いのではないだろうか」と言及している。
