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現地時間1月3日にサウジアラビアの名門アル・ナスルとの契約発表会見に臨んだポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドは、世間を驚かせたビッグディールについて自信満々にそう語った。
本人曰く「多くのクラブにも(契約の)チャンスがあった」という。そのなかで稀代のカリスマが締結したのは、推定ながら2億ユーロ(約284億円)という年俸による2025年6月までの2年半契約。「僕は特別」と誇らしげに語るのも当然だろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1a5cb3e4e4756e6793eca515619d25791f951ce
「スポーツを通じて世界にサウジアラビアという国を――」
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アル・ナスルのメインカラーが黄色であるために「Yellow Fever(直訳は黄熱病)」という言葉を用いて、現地でのC・ロナウドに対する熱狂ぶりを伝えた日刊紙『Arab News』は「このスポーツ史に残る壮大な契約が結ばれた直後から、王国中のスポーツショップで背番号7の入ったユニホームやグッズは飛ぶように消え去っている」と報道。「ロナウドと契約した価値は計り知れない」と、とりわけ経済面での効果について絶賛した。
また、首都リヤドに拠点を置く日刊紙『Al Jazirah』も「歴史的瞬間だ。この世界最高のサッカー選手であり、並外れたスター性を持つ男を呼び寄せるために、クラブは初めて国家支援を受けた」と契約の舞台裏を紹介。アル・ナスルのC・ロナウド獲得が国家プロジェクトというべき壮大なものだったとしたうえで、次のように続けた。
「この契約は正式発表された瞬間から、サウジアラビアが多くのワールドスターの有力な移籍先のひとつとなり、スポーツを通じて世界にサウジアラビアという国を広く知らしめるキッカケとなるものになった。そして何よりも、この王国に大きな利益をもたらす契約となった」
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