元セルティックのフランク・マカヴェニー氏は、前田大然のサウサンプトン行きの可能性について持論を説いた。
昨冬の移籍市場で横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田。移籍1年目からスコティッシュ・プレミアシップ優勝に貢献した同選手は、今シーズンもここまで公式戦28試合で7ゴール5アシストを記録し、日本代表として出場したカタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16クロアチア戦ではゴールを奪う活躍を見せた。
得点以外の面でもアンジェ・ポステコグルー監督や現地メディアから高評価を得る前田に対して、今冬の移籍市場でプレミアリーグの下位に沈むサウサンプトンが関心を寄せる模様。さらに、14日の同選手が先制点を挙げて2-0で勝利したキルマーノック戦にスカウトを送ったとも伝えられた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/684239d31267543d4c2ef8c0a2cc4b0843d9d563
移籍の可能性が浮上する前田
これまでにフィルジル・ファン・ダイクをはじめ複数の選手をプレミアリーグに送り出してきたセルティックから再び選手が飛び立つ可能性について、2季にわたって同クラブでプレーしたマカヴェニー氏はイギリス『フットボール・インサイダー』で前田の移籍の可能性について語った。
「プレミアリーグのクラブが彼への興味を示していることはとても大きなことだと思う。彼はいくつかのチャンスを逃すこともあるが、才能や情熱、チームのための動きや運動量について言い争うことはできない。これらすべてが組み合わさって、プレミアリーグでプレーすることになるんだろう」
「彼は全力で取り組んでいるが、たくさんのチャンスを逃し、その後に目をくらませるようなゴールを決める。サウサンプトンはそういった選手を気に入っている。プレミアリーグ移籍に何の驚きもないし、アンジェも彼の移籍を阻むことはないだろう。何か問題があるとは思わないし、もちろんアンジェが選手を売りたがっているとは思わない。それでも、適切な金額なら彼は出て行くだろう」