3戦連続無失点に貢献の吉田麻也が感じる手応え「今はピッチ上で良い感触を覚えています」

吉田麻也

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シャルケ対ヴォルフスブルクは0-0のドローで決着。DF吉田麻也はクラブの公式ウェブサイトで「みんな試合毎に自信が増しています」と、ここ最近のパフォーマンスの手応えを口にした。

ブンデスリーガ最下位に沈むシャルケは10日に行われた第20節ではヴォルフブルクとホームで対戦。吉田や上月壮一郎がスタートしたこの試合の後半にアレックス・クラールやミヒャエル・フライがネットを揺らすもいずれもオフサイドで取り消しに。さらにアディショナルタイムにチャンスを迎えた場面でアドバンテージが適用されないといった判定にも泣かされたシャルケはこれで3試合連続スコアレスドローとなった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f324d1a3f6fb34616c0dbd5baa8ff95a66a1c2e6

シャルケは3試合連続のスコアレスドロー

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吉田は試合後、「3試合連続で失点しなかったことには好感触を得ています。チーム全員のおかげです。ブンデスリーガのようなレベルの高いリーグでは決して当然のことではないですからね」と手応えを感じた様子。「でもまたも1ポイントしか獲得できなかったのは痛いですね。以前の2試合でも1ポイント以上の勝ち点に値していたと思います」と勝利に近かったと考えるようだ。

「得点が非常に近かったです。2回もほんの数センチしか足りませんでした」とオフサイド判定の2場面を振り返り、改めて「痛いですね」と悔しさを滲ませる吉田。それでも最後まで応援を続けたサポーターたちについて、ベテランは「サポートは今日もまた素晴らしかったです。言葉にできないくらいでしたね」と感銘を受けた様子で語った。

吉田は今後に向けて、「次が待っているし、前を向いていきます。僕たちは必ずやり遂げて見せます! 」と強調。「まだ14試合残しており、得られる勝ち点はまだたくさんあります。それにこの調子で続ければ、きっといくつかの勝ち点を獲得できます。ポジティブな部分を次につなげ、自分たちを信じ続けなければいけません」と気持ちを込めて話している。

シャルケは19日の次節ではウニオン・ベルリン戦に臨む。上位チームとのアウェーマッチに向けて「そこでも十分戦えます」と語る吉田は「正しい道を進んでいると信じています。満足できない前半戦が終わってから、みんな試合毎に自信が増しています。今はピッチ上で良い感触を覚えていますよ」とも言及。また、「モリッツ・イェンツはたくさんのクオリティを持ち込み、僕たちも上手く補い合えています」と今冬に加入したCBのパートナーとの良い関係性にも触れた。

なお34歳の日本代表はここ3試合ゴールマウスを守る同じ34歳のGKラルフ・フェアマンについてもコメント。「またも好セーブを見せましたね。ラッレ(フェアマン)とはとても仲が良く、FCシャルケ04が彼にとってどんな意味を持つか知りますので、僕も一緒に喜んでいます。クラブ、ファン、街について何か質問があれば、僕はいつも彼に聞きます。そして彼はいつも答えてくれます。ラッレはシャルケに関して何でも知っていますからね! 」と話していた。

次節、シャルケはウニオン・ベルリンと対戦する。
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