
フランクフルトは18日に行われたブンデスリーガ第21節でブレーメンをホームに迎え、OGとランダル・コロ・ムアニのゴールにより快勝。オリヴァー・グラスナー監督は試合後の会見で、フル出場したMF鎌田大地に関する記者の指摘に反論した。
鎌田は今季前半戦の途中から本来の位置より1列下げたポジションでの起用が増え、昨年10月からは常にセントラルMFとしてプレー。それでもワールドカップ中断期前まで出場した公式戦22試合で12ゴール4アシストと数多くの得点に関与したが、中断明けからの公式戦7試合ではその数字が1ゴール1アシストに減少している。
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ブレーメン戦では2点目の起点に

ブレーメン戦で鎌田は前半に好機を迎えるも、シュートは枠を捉えず。それを受けてか、『シュポルト1』のフランクフルト番記者は会見でグラスナー監督に「前半戦はあれほど判断力が輝いたダイチ・カマダだが、今はいまいちな判断に至ることが多く、余裕があまりないように見える。貴方もこれについて彼と話さなければいけないと思うか、それとも外で受ける印象は誤っているのか」と質問した。
すると同監督は「ダイチは今日の試合でとても良かった」と前置きすると、「我々が求めている通りの素晴らしい走りを見せてくれている。一度裏へと走り出したが、フィニッシュの際には少し不運だった。おそらく最後のところでボールが跳ね上がったのだろう」と前半の好機について言及。このように続けた。
「(2点目の場面では)フィリップ・マックスにパスを出した。こういったプレーエリアのチェンジからこれまでもいくつかのゴールが生まれている。パスは非常に優れており、フィリップ・マックスはそのまま一対一に入ることができた」
「それに終盤にも非常に大事な役割を果たしてくれている。うちにはセントラルMFが中央での守備を強化するメカニズムがあるが、彼は裏のスペースでクリアしたんだ。とても重要だった。今日の彼は戦術に非常に忠実で、もちろん彼の走行も良かったと思う」
「秋まで12ゴールを記録したけど、それがそのまま続いて、合計25ゴール決めてくれるとか期待するのは無理がある。いずれにしても後半戦も得点を記録しているし、これからどんどん勢いに乗ってくるだろう」