
フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧(24)が自身の去就について言及した。
川崎フロンターレの下部組織で育った田中は、2017年2月にトップチームに昇格。当初はあまり出番は多くなかったが、徐々に主軸となると、2021年7月にデュッセルドルフへレンタル移籍。2022年7月に完全移籍に切り替わった。
2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で2シーズン目を過ごしている田中。今シーズンはここまで21試合に出場し1ゴール1アシストを記録。クラブ通算では54試合で2ゴール4アシストを記録している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd4d4080c991055807fb10ae2520e76b99233b04
500万ユーロ(約7億1500万円)で移籍することが可能な状況

カタール・ワールドカップ(W杯)では、幼馴染でもある三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が生み出した“三笘の1ミリ”を完結させるゴールをスペイン代表相手に決めるなど活躍。チームでは今季も主軸を務めている。
田中は2025年夏までデュッセルドルフと契約を残しているが、リリース条項も存在。500万ユーロ(約7億1500万円)で移籍することが可能な状況だ。
その田中はドイツ『ビルト』のインタビューで自身の去就についてコメント。オフまでは考えないとした。
「今はシーズンに集中しています。それから僕は、休みの間に様々な情報を集め、そのことを考えます」
「シーズンが終わったら考えましょう。そうしたら話すことができます」
デュッセルドルフは2.ブンデスリーガで現在6位に位置。3位まで昇格の可能性がある中で、3位のハンブルガーSVとは勝ち点差7と非常にシビアな局面を迎えている。
ただ、7億円を超える移籍金を支払って田中を獲得にくるクラブはそう多くはないという見方が強い。一方で、クラブは2~300万ユーロ(約2億9000万~4億3000万円)のオファーであれば、クラブの資金確保のためにも検討する必要があるだろうとされている。
